抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・本研究では,渦の発生現象の理解を深め,渦の存在する可能性のある場所を特定するため,画像解析を用いて,縦軸ポンプ吸込水槽を対象として5種類の流れ場についてカメラで長時間観測を実施。
・撮影された画像から渦の自動検出を試み,それぞれの流れ場ごとに渦の特徴を明らかにし,渦の直径の頻度分布と中心位置の分布を調べることにより,吸込水槽内の渦の挙動について考察。
・S(吸込管の没水深さ)/D(吸込管先端での内径)=0.5,0.8,1.0,1.2,2.0において検出した渦のフレーム数と検出した渦の直径との関係は,いずれの場合でも,ピークの右側に長い裾をもつ分布。
・S/D=0.8,1.2では,頻度が非常に大きく,複数のピークがみられ,これは空気吸込を伴わない複数の形態の渦が高い頻度で発生したことが原因。