抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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低温でのメタノールへのCO<sub>2</sub>水素化を可能にすることは,炭素リサイクルとメタノール経済の実現に向けた鍵の一つである。これは,より低い温度(<200°C)での反応の好ましい熱力学と,触媒反応器を通しての一回のパスでCO<sub>2</sub>をメタノールに完全に転換する可能性によるものである。著者らは,最近2種類の触媒,TiO<sub>2</sub>担持Re(Re/TiO<sub>2</sub>;1wt%Re)およびMoO<sub>x</sub>/TiO<sub>2</sub>担持Pt(Pt/MoO<sub>x</sub>/TiO<sub>2</sub>;3wt%Pt,30wt%MoO<sub>3</sub>)について報告したが,これらはバッチ操作において穏やかな条件(150°C;p<sub>CO2</sub>=1MPa;p<sub>H2</sub>=5MPa)下で高活性を示す。特に,Pt/MoO<sub>x</sub>/TiO<sub>2</sub>は本研究で試験した条件下でメタノールの平衡収率に達した。ここでは,低温でのメタノールへのCO<sub>2</sub>水素化に関する最近の研究について述べた。(翻訳著者抄録)