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J-GLOBAL ID：202002295952906774   整理番号：20A0053283

等方性物質上の非線形Rayleigh表面波の減衰不安定性

Decay Instability for Nonlinear Rayleigh Surface Waves on Isotropic Materials

著者 (3件)： BEKKI Naoaki (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  KAGAWA Keiichiro (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  KIKUCHI Kazuhei (Inst. of Statistical Mathematics, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 88  号： 12  ページ： 124001.1-124001.13  発行年： 2019年12月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第2高調波共鳴を任意の高次高調波共鳴モデルへ,減衰不安定性を通した3波相互作用により拡張するため,膨張空間方向と横空間方向,及び時間において多重スケールの方法を用いて,均一等方性物質上の非線形Rayleigh表面波(NRSW)の伝搬を再検討した。任意の高次高調波の変化の3波パラメトリック相互作用と表面境界に沿ったNRSWの基本モードが原因となった減衰不安定性を使って,NRSWの高次高調波の定常伝搬がJacobi楕円関数で記述でき,これは数値シミュレーション解を定性的に説明できることを見いだした。著者らの研究から,NRSWの励起された高次高調波は,変形勾配の2次非線形性内の3波パラメトリック減衰不安定性が原因となって,より低次の高調波へ逆にカスケードする可能性が示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *Rayleigh波 ,  楕円関数 ,  高調波 ,  *超音波 ,  超音波パルス ,  等方性媒質 ,  パラメトリック効果 ,  波動 ,  相互作用 ,  Jacobi楕円関数 ,  *LIPUS ,  第二高調波 ,  弾性体 ,  非線形波動
準シソーラス用語： 高次高調波 ,  三波パラメトリック相互作用

分類 (1件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C)

引用文献 (47件)：

• K. Eguchi, T. Shindo, K. Ito, T. Ogata, R. Kurosawa, Y. Kagaya, Y. Monma, S. Ichijo, S. Kasukabe, S. Miyata, T. Yoshikawa, K. Yanai, H. Taki, H. Kanai, N. Osumi, and H. Shimokawa, Brain Stimul. 11, 959 (2018).
• H. Kanai, IEEE Trans. Ultrason. Ferroelectr. Freq. Control 52, 1931 (2005).
• H. Kanai, Ultrasound Med. Biol. 35, 936 (2009).
• Y. Matsuno, H. Taki, H. Yamamoto, M. Hirano, S. Morosawa, H. Shimokawa, and H. Kanai, Jpn. J. Appl. Phys. 56, 07JF05 (2017).
• N. Furusawa, S. Mori, M. Arakawa, and H. Kanai, Jpn. J. Appl. Phys. 58, SGGA08 (2019).

タイトルに関連する用語 (6件)： 等方性 ,  物質 ,  非線形 ,  表面波 ,  減衰 ,  不安定性