特許
J-GLOBAL ID:202003000805421227
酸化還元活性を有する核酸分子
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
中谷 智子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-169691
公開番号(公開出願番号):特開2020-039300
出願日: 2018年09月11日
公開日(公表日): 2020年03月19日
要約:
【課題】ペルオキシダーゼ活性の高いDNA/ヘム複合体を与えるDNAの塩基配列を得ること。【解決手段】これまで,ランダムな変異を入れたDNA以外にペルオキシダーゼ活性の高いDNA配列を得る方法も提案されていなかった。本発明者らは,独自にコンピュータ内での進化模倣アルゴリズムを用いてG-カルテット構造を持つDNAアプタマーの配列の設計と活性測定を複数回繰り返すことを試みた結果,これまで報告されていたものよりも高いペルオキシダーゼ活性をもたらすG-カルテット構造を持つDNAアプタマーの設計に成功した。よって,本発明は,新規塩基配列を有するペルオキシダーゼ活性の高いDNA/ヘム複合体を与えるDNAに関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
5’-npGGGn1n2n3n4n5GGGn6n7n8n9n10GGGn11n12n13GGGnq-3’(配列番号83)で表される配列からなるDNA,
ここで,npは,p個のヌクレオチドを表し,pは0以上の整数であり,pが1の場合,nはA,T,G,又はCであり,pが2以上の場合,各nは独立して,A,T,G,又はCであり,
n1〜n5は,それぞれ独立して,A,T,又はCであるか又は存在せず,ただし,n1〜n5のうち少なくとも3個のヌクレオチドは存在し,
n6〜n10は,それぞれ独立して,A,T,若しくはCであるか又は存在せず,ただし,n6〜n10のうち少なくとも2個のヌクレオチドは存在し,
n11〜n13は,それぞれ独立して,A,T,若しくはCであるか又は存在せず,ただし,n11〜n13のうち少なくとも1個のヌクレオチドは存在し,
nqは,q個のヌクレオチドを表し,qは0以上の整数であり,qが1の場合,nはA,T,G,又はCであり,qが2以上の場合,各nは独立して,A,T,G,又はCである,
ただし,n1n2n3n4n5,n6n7n8n9n10,及びn11n12n13の全てがAAAの場合を除く。
IPC (4件):
C12N 15/115
, G01N 33/53
, C12Q 1/68
, C12M 1/00
FI (4件):
C12N15/115 Z
, G01N33/53 M
, C12Q1/68
, C12M1/00
Fターム (5件):
4B029AA07
, 4B029FA13
, 4B063QA01
, 4B063QR58
, 4B063QX01
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Biomacromolecules, 20180409, vol.19, p.2082-2088
-
Talanta, 2009, vol.80, p.459-465
-
Biochemistry, 2009, vol.48, p.7817-7823
-
Analytical Chemistry, 2014, vol.86, p.9489-9495
全件表示
前のページに戻る