特許
J-GLOBAL ID:202003001867039171
ベーンポンプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人平田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-233528
公開番号(公開出願番号):特開2020-094553
出願日: 2018年12月13日
公開日(公表日): 2020年06月18日
要約:
【課題】ロータの回転開始時に速やかにベーンをスリットから突出させることができ、始動性を向上させることが可能なベーンポンプを提供する。【解決手段】ベーンポンプ1は、複数のスリット50が放射状に形成され、一定の回転方向に回転するロータ5と、複数のスリット50のそれぞれに少なくとも一部が収容されてロータ5と共に回転し、ロータ5の外周面5aにおけるスリット50の開口50aから突出するようにロータ5の径方向に移動可能な複数のベーン6と、スリット50から突出したベーン6の先端部が突き当てられる内周カム面3aを有するカムリング3とを備える。ロータ5は、その回転により作動油に外周面5aの幅方向の流れを生じさせる一対の突起51,51をスリット50の開口50aの回転方向前方側に有し、ベーン6は、一対の突起51,51によって生じた作動油の流れの流体圧を受けて径方向外方への移動力を生じさせる受け面60aを有する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
複数のスリットが放射状に形成され、中心軸線を回転中心として一定の回転方向に回転するロータと、
前記複数のスリットのそれぞれに少なくとも一部が収容されて前記ロータと共に回転し、前記ロータの外周面における前記スリットの開口から一部が突出するように前記ロータの径方向に移動可能な複数のベーンと、
前記スリットから突出した前記ベーンの先端部が突き当てられる内周カム面を有するカムリングとを備え、
前記複数のベーンによって前記ロータの外周面と前記内周カム面との間に複数のポンプ室が画成され、前記ロータの回転による前記ポンプ室の容積変化によって吸入ポートに吸入した流体を吐出ポートから吐出するベーンポンプであって、
前記ロータは、前記中心軸線を中心とする回転により前記流体に前記外周面の幅方向の流れを生じさせる突起を前記スリットの開口の回転方向前方側に有し、
前記ベーンは、前記突起によって生じた前記流体の流れの流体圧を受けて前記ロータの径方向外方への移動力を生じさせる受け面を有する、
ベーンポンプ。
IPC (2件):
FI (4件):
F04C2/344 341C
, F04C2/344 331A
, F04C2/344 331B
, F04C14/06 A
Fターム (11件):
3H040AA03
, 3H040BB05
, 3H040CC09
, 3H040CC10
, 3H040DD08
, 3H040DD12
, 3H044AA02
, 3H044BB05
, 3H044CC11
, 3H044CC19
, 3H044DD05
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
特許第7255546号
-
ベーンポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-095458
出願人:日産ディーゼル工業株式会社
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ベーンポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-219986
出願人:萬都機械株式會社
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