特許
J-GLOBAL ID:202003002922450877

方向性電磁鋼板の絶縁被膜形成方法、及び絶縁被膜が形成された方向性電磁鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-532068
特許番号:特許第6686146号
出願日: 2016年12月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 方向性電磁鋼板用絶縁被膜組成物を準備する段階と、 前記方向性電磁鋼板用絶縁被膜組成物を方向性電磁鋼板の表面に塗布する段階と、 前記方向性電磁鋼板用絶縁被膜組成物が塗布された方向性電磁鋼板を熱処理する段階と、を含み、 前記方向性電磁鋼板は、ケイ素(Si)を2.5重量%〜4.5重量%、アンチモン(Sb)を0.01重量%〜0.08重量%、錫(Sn)を0.02重量%〜0.08重量%、ビスマス(Bi)を0.01重量%〜0.04重量%、クロム(Cr)を0.01重量%〜0.30重量%、酸可溶性アルミニウム(Al)を0.02重量%〜0.04重量%、マンガン(Mn)を0.05重量%〜0.20重量%、炭素(C)を0.02重量%〜0.08重量%、及び硫黄(S)を0.001重量%〜0.005重量%含み、窒素(N)を10ppm〜50ppm含み、残部はFe及びその他の不可避的不純物からなり、 前記方向性電磁鋼板用絶縁被膜組成物は、0.1重量%〜10重量%の無機窒化物、30重量%〜60重量%のコロイドシリカ、及び30重量%〜60重量%の金属リン酸塩を含み、 前記無機窒化物は、マグネシウム(Mg)、シリコン(Si)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、ボロン(B)、タンタル(Ta)、ガリウム(Ga)、カルシウム(Ca)、インジウム(In)、ジルコニウム(Zr)、ゲルマニウム(Ge)、ニオビウム(Nb)、ストロンチウム(Sr)、及びバリウム(Ba)を含む群から選ばれる少なくとも1種以上の元素の窒化物を含み、 前記方向性電磁鋼板用絶縁被膜組成物が塗布された方向性電磁鋼板を熱処理する段階は、前記方向性電磁鋼板用絶縁被膜組成物内の無機窒化物が無機酸化物または水酸化物に転換する段階を含み、 前記方向性電磁鋼板用絶縁被膜組成物内の無機窒化物が無機酸化物または水酸化物に転換する段階において、 アンモニア(NH3)、窒素(N2)及び/または水素(H2)ガス(gas)が発生し、 前記アンモニア(NH3)、窒素(N2)及び/または水素(H2)ガス(gas)によって内部に気孔を含む絶縁被膜が形成されることを特徴とする方向性電磁鋼板の絶縁被膜形成方法。
IPC (4件):
C23C 22/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/60 ( 200 6.01) ,  H01F 1/147 ( 200 6.01)
FI (4件):
C23C 22/00 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/147 183
引用特許:
審査官引用 (9件)
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