特許
J-GLOBAL ID:202003003256462608

フィードバック制御系の自動調整方法およびフィードバック制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青稜特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-139539
公開番号(公開出願番号):特開2020-017071
出願日: 2018年07月25日
公開日(公表日): 2020年01月30日
要約:
【課題】機械系の共振特性を抑制する制御手段を備えたフィードバック(FB)制御系を短時間かつ自動で調整する自動調整方法およびフィードバック制御装置を提供する。【解決手段】FB制御器後段に直列2段に設けた実ノッチフィルタ3、4のパラメータを自動調整する自動調整器5を含むFB制御系の自動調整方法であって、自動調整器はハイパスフィルタ2、直列2段の適応ノッチフィルタ及び調整器から成り、ハイパスフィルタでFB制御系の応答から振動成分を抽出し、振動成分を1段目の適応ノッチフィルタの入力とし、適応ノッチフィルタは入力信号の主たる振動成分を除去するように適応収束し、調整器は、適応ノッチフィルタの振動成分除去の可否の判定及び適応収束完了の判定を行い、適応ノッチフィルタの各々とのパラメータの差異を把握し、これら結果に基づき実ノッチフィルタのフィルタパラメータを設定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
フィードバック制御器の後段に直列2段に実ノッチフィルタ1および実ノッチフィルタ2が設けられたフィードバック制御系の、前記実ノッチフィルタ1および実ノッチフィルタ2のフィルタパラメータを自動調整する自動調整器を含む前記フィードバック制御系の自動調整方法であって、 前記自動調整器は、ハイパスフィルタ、直列2段の適応ノッチフィルタ1および適応ノッチフィルタ2、および調整器から成り、 前記ハイパスフィルタを用いて前記フィードバック制御系の応答から制御対象の共振特性に起因した振動成分を抽出し、 前記抽出した振動成分を前記適応ノッチフィルタ1の入力とし、 前記適応ノッチフィルタ1および適応ノッチフィルタ2は入力信号の主たる振動成分の周波数を特定し、主たる振動成分のみを入力信号から除去し出力するように適応収束し、 前記調整器は、前記適応ノッチフィルタ1の入出力信号、及び前記適応ノッチフィルタ2の入出力信号に基づき振動成分除去の可否の判定を行い、 前記適応ノッチフィルタ1のパラメータ値及び前記適応ノッチフィルタ2のパラメータ値に基づき、前記適応ノッチフィルタ1および前記適応ノッチフィルタ2のパラメータ収束完了の判定、および前記適応ノッチフィルタ1と前記適応ノッチフィルタ2のパラメータの差異を把握し、 さらに前記調整器は、前記振動成分除去の可否の判定の結果と、前記パラメータ収束完了の判定の結果と、前記パラメータの差異とに基づき、前記実ノッチフィルタ1および実ノッチフィルタ2のフィルタパラメータを設定することを特徴とするフィードバック制御系の自動調整方法。
IPC (2件):
G05B 13/02 ,  H02P 21/05
FI (2件):
G05B13/02 E ,  H02P21/05
Fターム (19件):
5H004GA09 ,  5H004GA27 ,  5H004GA30 ,  5H004GB16 ,  5H004KC48 ,  5H004KC53 ,  5H004MA13 ,  5H004MA15 ,  5H505AA18 ,  5H505BB04 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505GG02 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ04 ,  5H505JJ26 ,  5H505LL07 ,  5H505LL22 ,  5H505LL41
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電動機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-019734   出願人:富士電機機器制御株式会社
  • モータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-146404   出願人:パナソニック株式会社
審査官引用 (2件)
  • 電動機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-019734   出願人:富士電機機器制御株式会社
  • モータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-146404   出願人:パナソニック株式会社

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