特許
J-GLOBAL ID:202003003467851139

可変熱膨張及びゼロ熱膨張を有する変位拡大装置及びこれを用いた形状可変副鏡ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 省三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-015751
公開番号(公開出願番号):特開2020-124068
出願日: 2019年01月31日
公開日(公表日): 2020年08月13日
要約:
【課題】高熱膨張係数のアクチュエータ部材であっても、低熱膨張を実現できる変位拡大装置及びこれを用いた形状可変副鏡ユニットを提供する。【解決手段】熱膨張アクチュエータ1’の底部は底部ベース2に固定され、熱膨張アクチュエータ1’の上部は上部ベース3が固定されている。1対のベースアーム4a’、4b’は、その底部において底部ベース2に板ばね5a、5bを介して接続され、その中間部において上部ベース3に板ばね6a、6bを介して接続されている。各ベースアーム4a’、4b’の上部には所定角度で弾力性ブロック7a’、7b’が固定され、弾力性ブロック7a’、7b’の間に変位出力ブロック9が設けられている。変位拡大機構(4a’、4b’;7a’、7b’)の高熱膨張係数γ2、熱膨張アクチュエータ1’の高熱膨張係数γ1を設計することで変位拡大装置の変位出力点における見かけ上の熱膨張係数を可変に設計できる。【選択図】 図3A
請求項(抜粋):
伸縮可能なアクチュエータと、 前記アクチュエータの底部に固定された底部ベースと、 前記アクチュエータの上部に固定された上部ベースと、 底部が前記底部ベース上に設けられ、中間部が前記上部ベースに懸垂された変位拡大機構と、 前記変位拡大機構に設けられ、前記上部ベース上に位置する変位出力ブロックと を具備し、 変位拡大率Kの変位拡大装置に対して、見かけ上の熱膨張係数A[ppm/K]の要求がある時に、以下の式からγ1、γ2を設計することでAを可変に設計できる変位拡大装置。 A=K・(L1/L2)・γ1-(K・(L1/L2)-1)・γ2
IPC (3件):
H02N 2/04 ,  G02B 26/06 ,  H01L 41/09
FI (3件):
H02N2/04 ,  G02B26/06 ,  H01L41/09
Fターム (10件):
2H141MA27 ,  2H141MB56 ,  2H141MC08 ,  2H141MF10 ,  2H141MZ27 ,  5H681AA00 ,  5H681BB18 ,  5H681BC00 ,  5H681DD23 ,  5H681GG41
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平1-050193
  • 駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-291100   出願人:株式会社フジクラ, 日本電信電話株式会社
  • 特開昭62-039148
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • “Athermalization of deformable reflector's actuators for radio astronomy satellites”

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