特許
J-GLOBAL ID:202003004044656360

鋼管用ねじ継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上羽 秀敏
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018039964
公開番号(公開出願番号):WO2019-093163
出願日: 2018年10月26日
公開日(公表日): 2019年05月16日
要約:
内圧密封性能を維持し外圧密封性能を向上させる鋼管用ねじ継手を提供する。鋼管用ねじ継手はピン10及びボックス20を備える。ピン10は、ノーズ12、テーパ状の内雄ねじ14、テーパ状の外雄ねじ17、ピン内シール面13、ピン中間ショルダ面18、ピン中間シール面16、及びピン環状部15aを含む。ボックス20は、ノーズ12に対応する凹部22、テーパ状の内雌ねじ24、テーパ状の外雌ねじ27、ボックス内シール面23、ボックス中間ショルダ面28、ボックス中間シール面26、及びボックス環状部25aを含む。ねじ継手は次の式(1)及び(2)を満たす。α1は内雄ねじのテーパの勾配であり、α2は外雄ねじのテーパの勾配である。 α1>α2 (1) 式(2)中、L1はピン及びボックスが締結されていないときの管軸方向におけるピンの先端とピン中間ショルダ面との間の距離であり、L2はピン及びボックスが締結されていないときの管軸方向におけるボックス中間ショルダ面とボックスの先端と間の距離である。
請求項(抜粋):
鋼管用ねじ継手であって、 管状のピンと、 前記ピンがねじ込まれて前記ピンと締結される管状のボックスとを備え、 前記ピンは、 前記ピンの先端部に形成されるノーズと、 前記ピンの先端寄りに位置し、前記ピンの外周面に形成されるテーパ状の内雄ねじと、 前記鋼管の本体寄りに位置し、前記ピンの外周面に形成されるテーパ状の外雄ねじと、 前記ノーズと前記内雄ねじとの間に形成されるピン内シール面と、 前記内雄ねじと前記外雄ねじとの間に形成されるピン中間ショルダ面と、 前記外雄ねじと前記ピン中間ショルダ面との間に形成されるピン中間シール面と、 前記ピン中間ショルダ面と前記ピン中間シール面との間に形成されるピン環状部とを含み、 前記ボックスは、 前記ノーズに対応する凹部と、 前記内雄ねじに対応し、前記ボックスの内周面に形成されるテーパ状の内雌ねじと、 前記外雄ねじに対応し、前記ボックスの内周面に形成されるテーパ状の外雌ねじと、 前記ピン内シール面に対向し、前記ピン及び前記ボックスが締結されているときに前記ピン内シール面と接触するボックス内シール面と、 前記ピン中間ショルダ面に対向し、前記ピン及び前記ボックスが締結されているときに前記ピン中間ショルダ面と接触するボックス中間ショルダ面と、 前記ピン中間シール面に対向し、前記ピン及び前記ボックスが締結されているときに前記ピン中間シール面と接触するボックス中間シール面と、 前記ピン環状部に対向し、前記ピン及び前記ボックスが締結されているときに前記ピン環状部から離間するボックス環状部とを含み、 次の式(1)及び(2)を満たす、鋼管用ねじ継手。 α1>α2 (1) 式(1)中、α1は前記内雄ねじのテーパの勾配であり、α2は前記外雄ねじのテーパの勾配である。
IPC (1件):
F16L 15/04
FI (1件):
F16L15/04 A
Fターム (1件):
3H013JA02
引用特許:
出願人引用 (3件)

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