特許
J-GLOBAL ID:202003004323776600

静圧形の非接触形メカニカルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三木 久巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-127635
公開番号(公開出願番号):特開2020-008044
出願日: 2018年07月04日
公開日(公表日): 2020年01月16日
要約:
【課題】静止密封環を保持する弾性シールリング部材の被密封ガスとの接触による劣化を防止して、良好なメカニカルシール機能を発揮させるようにする。【解決手段】弾性シールリング部材を介して静止密封環を保持するシールケース3のアダプタリング33aと回転密封環8aとの対向周面部間に、両密封環6a,8aの密封端面106a,108aの外周側領域であるシールガス流出領域26aと回転密封環8aの背面側領域である機内ガス領域Aとを連通する環状の通路であって、断面形状における通路幅tが1.5mm以下であるシールガス通路路27aを形成して、密封端面106a,108a間からシールガス流出領域26aに流出したシールガス10aがシールガス通路27aから機内ガス領域Aへと流入し続けるようにすることにより、機内ガス領域Aの被密封ガスのシールガス流出領域26aへの侵入を防止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
シールケースの内周部に第1及び第2弾性シールリング部材を介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環と、静止密封環の被密封ガス領域側に配して、シールケースを洞貫する回転軸に固定された回転密封環と、シールケースと静止密封環との対向周面部間に形成された環状の空間であって、前記第1及び第2環状シールリング部材でシールされた接続空間と、シールケースに形成されて、被密封ガス領域の圧力より高圧のシールガスを接続空間に供給するケース側シールガス供給路と、静止密封環に形成されて、シールガスを接続空間から両密封環の対向端面である密封端面間に供給する密封環側シールガス供給路と、を具備して、両密封環の密封端面間をこれに供給されたシールガスにより非接触状態に保持するように構成された静圧形の非接触形メカニカルシールであって、 シールガスとして前記弾性シールリング部材を劣化させない性状のガスが使用されており、 シールケースと回転密封環との対向周面部間に、両密封環の密封端面の外周領域であるシールガス流出領域と回転密封環の背面側の被密封ガス領域とを連通する環状の通路であって、回転軸の軸線を通過する断面形状における通路幅が1.5mm以下であるシールガス通路を形成してあることを特徴とする静圧形の非接触形メカニカルシール。
IPC (3件):
F16J 15/34 ,  F16J 15/323 ,  F16J 15/40
FI (4件):
F16J15/34 Z ,  F16J15/3236 ,  F16J15/3232 101 ,  F16J15/40 Z
Fターム (16件):
3J006AA01 ,  3J006AB03 ,  3J006AE25 ,  3J006AE30 ,  3J006AE41 ,  3J006CA01 ,  3J041AA02 ,  3J041BA04 ,  3J041DA12 ,  3J042AA04 ,  3J042AA12 ,  3J042AA13 ,  3J042BA03 ,  3J042CA05 ,  3J042CA15 ,  3J042CA17
引用特許:
審査官引用 (4件)
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