特許
J-GLOBAL ID:202003005243678566
能動型騒音制御システム及び車載オーディオシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (4件):
佐藤 克志
, 雨貝 正彦
, 橘 和之
, 片寄 恭三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-133739
公開番号(公開出願番号):特開2020-012917
出願日: 2018年07月13日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】車内の音響制御に最適な、伝達関数の変化に適応する「能動型騒音制御システム及び車載オーディオシステム」を提供する。【解決手段】オーディオ(騒音源)は、可変フィルタ151と第1フィルタ154を通ってキャンセル音として出力されると共に、第2フィルタ155に送られ、減算器156はマイクロフォン16の出力から第2フィルタ155の出力を減算し、適応アルゴリズム実行部152は減算結果が0となるように可変フィルタ151の伝達関数を更新する。第1フィルタ154の伝達関数Aは、学習時点において、オーディオに伝達関数Aを施した音をキャンセル音としてユーザの耳の位置で騒音をキャンセルできた伝達関数であり、第2フィルタ155の伝達関数Bは、当該キャンセル音に対して、オーディオに伝達関数Bを施した音とマイクロフォン16の出力との差分を無くすことができた伝達関数である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
騒音を低減する能動型騒音制御装置であって、
所定の騒音キャンセル位置において騒音をキャンセルするキャンセル音を出力するスピーカと、
前記騒音と前記キャンセル音との合成音をピックアップし、誤差信号として出力するマイクロフォンと、
前記スピーカから出力されるキャンセル音を生成するキャンセル音生成部とを有し、
前記キャンセル音生成部は、
前記騒音の騒音源が発生する騒音を表す信号である騒音信号を入力とする適応フィルタと、
前記適応フィルタの出力を入力とし、前記キャンセル音を出力する第1フィルタと、
前記適応フィルタの出力を入力とする第2フィルタとを有し、
前記適応フィルタは、前記マイクロフォンの出力と前記第2フィルタの出力の差をエラーとして、所定の適応アルゴリズムによって当該適応フィルタの伝達関数を更新し、
前記第1のフィルタには、第1フィルタ用伝達関数が設定されており、かつ、当該第1フィルタ用伝達関数は、所定の標準状態において、前記騒音信号に当該第1フィルタ用伝達関数を施した音を前記キャンセル音として前記キャンセル音生成部において生成したときに、前記騒音キャンセル位置において騒音がキャンセルされるように設定されており、
前記第2のフィルタには、第2フィルタ用伝達関数が設定されており、かつ、当該第2フィルタ用伝達関数は、前記所定の標準状態において、前記適応フィルタの伝達関数を入力をそのまま出力とする伝達関数としたときに、前記エラーが、前記騒音キャンセル位置に配置した仮想のマイクロフォンの出力となるように設定されていることを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G10K11/178
, B60R11/02 M
, B60R11/02 S
Fターム (7件):
3D020BA10
, 3D020BA11
, 3D020BB01
, 3D020BC11
, 3D020BD05
, 3D020BE04
, 5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (3件)
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アクティブ消音装置および消音システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2016-216293
出願人:株式会社ヤクルト本社, 東邦商事株式会社, 明興産業株式会社, 学校法人関西大学
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能動振動制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-311003
出願人:本田技研工業株式会社, アルパイン株式会社
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アクティブ消音装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-324633
出願人:ヤンマーディーゼル株式会社
審査官引用 (3件)
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アクティブ消音装置および消音システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2016-216293
出願人:株式会社ヤクルト本社, 東邦商事株式会社, 明興産業株式会社, 学校法人関西大学
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能動振動制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-311003
出願人:本田技研工業株式会社, アルパイン株式会社
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アクティブ消音装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-324633
出願人:ヤンマーディーゼル株式会社
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