特許
J-GLOBAL ID:202003006043441959

制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 茂樹 ,  山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-141225
公開番号(公開出願番号):特開2020-017186
出願日: 2018年07月27日
公開日(公表日): 2020年01月30日
要約:
【課題】主制御部目標値と副制御部目標値とが異なる種類の物理量であっても適用可能な制御装置を実現する。【解決手段】制御装置は、n個の制御部11〜1nと、目標値変換部22〜2nと、パラメータ設定部3から構成される。目標値変換部22〜2nは、(i-1)次(iは2〜nの整数)制御部1i-1の目標値SPi-1または制御量PVi-1と、目標値SPi-1または制御量PVi-1に乗じるパラメータであるレシオと、定数項となるバイアスに基づいて、(i-1)次制御部1i-1の操作量MVi-1をi次制御部1iの目標値SPiに変換する。パラメータ設定部3は、過去のデータ取得時に目標値SPi-1が第1の値から第2の値に変更されたときの第1、第2の値と、この変更前後のそれぞれについて取得された、整定時のi次制御部1iの目標値SPiとを含む既知のデータに基づいて、レシオとバイアスを算出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
n(nは2以上の整数)個の制御部が縦続接続されたカスケード制御系の制御装置において、 それぞれ目標値と制御量とを入力として操作量を算出するように構成されたn個の前記制御部と、 (i-1)次(iは2〜nの整数)制御部とi次制御部との間に設けられ、(i-1)次制御部によって算出された操作量をi次制御部の目標値に変換するように構成された(n-1)個の目標値変換部と、 これら目標値変換部のパラメータを設定するように構成されたパラメータ設定部とを備え、 n個の前記制御部のうち、1次から(n-1)次の各制御部は、算出した操作量を直後の前記目標値変換部に出力し、最終段のn次の制御部は、算出した操作量を制御対象の操作端に出力し、 各目標値変換部は、(i-1)次制御部の目標値または制御量と、予め設定された目標値スケーリング・リミット上下限値と、(i-1)次制御部の目標値または制御量に乗じるパラメータであるレシオと、定数項となるバイアスとに基づいて、(i-1)次制御部によって算出された操作量をi次制御部の目標値に変換し、 前記パラメータ設定部は、 過去のデータ取得時に(i-1)次制御部の目標値が第1の値から第2の値に変更されたときの前記第1、第2の値と、この目標値の変更前後のそれぞれについて取得された、整定時のi次制御部の目標値とを含む既知のデータに基づいて、前記レシオとバイアスとを目標値変換部毎に算出するように構成されたレシオ・バイアス算出部と、 このレシオ・バイアス算出部によって目標値変換部毎に算出されたレシオとバイアスとをそれぞれ対応する目標値変換部に設定するように構成されたレシオ・バイアス設定部とを含むことを特徴とする制御装置。
IPC (1件):
G05B 11/32
FI (1件):
G05B11/32 C
Fターム (5件):
5H004GA08 ,  5H004GB01 ,  5H004JA16 ,  5H004KB39 ,  5H004LA03
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 適応カスケード制御アルゴリズム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-505557   出願人:ハネウエル・インコーポレーテッド
  • 特開昭62-163107
  • 特開平3-006601
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審査官引用 (4件)
  • 適応カスケード制御アルゴリズム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-505557   出願人:ハネウエル・インコーポレーテッド
  • 特開昭62-163107
  • 特開平3-006601
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