特許
J-GLOBAL ID:202003006711279042
がんワクチン
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
葛和 清司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-548908
公開番号(公開出願番号):特表2020-510038
出願日: 2018年03月09日
公開日(公表日): 2020年04月02日
要約:
本明細書で提供されるのは、腫瘍関連抗原から免疫原性ペプチドまたはエピトープを生成するための、システム、組成物、および方法である(例えば、in vivoまたはex vivoで)。腫瘍関連抗原をコードするポリヌクレオチド(例えば遺伝子)は、選択された標的部位で、触媒的に不活性なCas9およびシトシンデアミナーゼを含む核酸塩基エディターによって編集され、腫瘍関連抗原に由来する天然ペプチドよりも免疫原性の高い、ヘテロクリティックペプチドまたはクリプティックペプチドの発現をもたらす。ヘテロクリティックペプチドまたはクリプティックペプチドは、強い腫瘍特異的免疫応答(例えば、T細胞応答またはB細胞応答)を誘導し、腫瘍の成長および転移を阻害する。
請求項(抜粋):
腫瘍特異的免疫応答を、それを必要とする対象において誘導する方法であって、該方法は、対象に、以下:
(i)(a)ガイドヌクレオチド配列によりプログラミング可能なDNA結合タンパク質ドメイン;および(b)シトシンデアミナーゼドメイン、を含む融合タンパク質;および
(ii)ガイドヌクレオチド配列、
を含む組成物の治療有効量を投与することを含み、
ここで(ii)のガイドヌクレオチド配列は、(i)の融合タンパク質を、腫瘍細胞中の腫瘍特異的抗原をコードするポリヌクレオチドに標的化し、ここで融合タンパク質は、標的シトシン(C)塩基を、脱アミノ化を介してチミン(T)塩基に変更する、前記方法。
IPC (9件):
A61K 39/00
, A61K 39/395
, A61K 38/16
, A61K 38/43
, A61K 38/46
, A61K 45/00
, A61P 35/00
, A61P 37/04
, A61P 43/00
FI (12件):
A61K39/00 H
, A61K39/395 G
, A61K39/395 U
, A61K39/395 T
, A61K38/16
, A61K38/43
, A61K38/46
, A61K45/00
, A61P35/00
, A61P37/04
, A61P43/00 121
, A61P43/00 111
Fターム (38件):
4C084AA02
, 4C084AA19
, 4C084BA02
, 4C084BA08
, 4C084BA22
, 4C084BA23
, 4C084BA41
, 4C084CA18
, 4C084CA53
, 4C084DC01
, 4C084DC22
, 4C084DC26
, 4C084MA02
, 4C084MA66
, 4C084NA05
, 4C084NA13
, 4C084NA14
, 4C084ZB021
, 4C084ZB051
, 4C084ZB091
, 4C084ZB261
, 4C084ZC412
, 4C084ZC751
, 4C085AA03
, 4C085AA04
, 4C085AA13
, 4C085AA14
, 4C085BB01
, 4C085BB11
, 4C085BB22
, 4C085BB23
, 4C085CC21
, 4C085CC23
, 4C085DD62
, 4C085EE03
, 4C085GG01
, 4C085GG02
, 4C085GG04
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
J. Immunol., 2010, Vol.185, No.5, pp.3095-3102
-
Eur. J. Immunol.,2015, Vol.45, No.2, pp.584-591
-
Nature Biotechnology, 2017.8, Vol.35, No.8, p.797
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