特許
J-GLOBAL ID:202003007202685941

制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 茂樹 ,  山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-141227
公開番号(公開出願番号):特開2020-017187
出願日: 2018年07月27日
公開日(公表日): 2020年01月30日
要約:
【課題】主制御部目標値と副制御部目標値とが異なる種類の物理量であっても適用可能な制御装置を実現する。【解決手段】制御装置は、n個の制御部11〜1nと、目標値変換部22〜2nと、パラメータ設定部3から構成される。目標値変換部22〜2nは、(i-1)次(iは2〜nの整数)制御部1i-1の目標値SPi-1または制御量PVi-1と、(i-1)次制御部制御量PVi-1とi次制御部制御量PViの関係または(i-1)次制御部目標値SPi-1とi次制御部目標値SPiの関係を示す近似式から求まる基準量に基づいて、(i-1)次制御部操作量MVi-1をi次制御部目標値SPiに変換する。設定部3は、(i-1)次制御部制御量PVi-1とi次制御部制御量PViとの関係または(i-1)次制御部目標値SPi-1とi次制御部目標値SPiとの関係を示す近似式を導出して目標値変換部22〜2nに設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
n(nは2以上の整数)個の制御部が縦続接続されたカスケード制御系の制御装置において、 それぞれ目標値と制御量とを入力として操作量を算出するように構成されたn個の前記制御部と、 (i-1)次(iは2〜nの整数)制御部とi次制御部との間に設けられ、(i-1)次制御部によって算出された操作量をi次制御部の目標値に変換するように構成された(n-1)個の目標値変換部と、 これら目標値変換部で用いるパラメータと近似式とを設定するように構成された設定部とを備え、 n個の前記制御部のうち、1次から(n-1)次の各制御部は、算出した操作量を直後の前記目標値変換部に出力し、最終段のn次の制御部は、算出した操作量を制御対象の操作端に出力し、 各目標値変換部は、(i-1)次制御部の目標値または制御量と、予め設定された目標値スケーリング・リミット上下限値と、(i-1)次制御部の制御量とi次制御部の制御量との関係または(i-1)次制御部の目標値とi次制御部の目標値との関係を示す近似式から求まる基準量とに基づいて、(i-1)次制御部によって算出された操作量をi次制御部の目標値に変換し、 前記設定部は、 近似式設定のための測定時に、n次制御部から複数の所定の測定用操作量を制御対象の操作端に順次出力させるように構成された操作量設定部と、 各測定用操作量に対する1次からn次の各制御部の整定時制御量を測定用操作量毎に取得するように構成された制御量取得部と、 この制御量取得部によって取得された整定時制御量に基づいて、(i-1)次制御部の制御量とi次制御部の制御量との関係または(i-1)次制御部の目標値とi次制御部の目標値との関係を示す近似式を目標値変換部毎に導出するように構成された近似式導出部と、 この近似式導出部によって目標値変換部毎に導出された近似式をそれぞれ対応する目標値変換部に設定するように構成された近似式設定部とを含むことを特徴とする制御装置。
IPC (1件):
G05B 11/32
FI (1件):
G05B11/32 C
Fターム (4件):
5H004GA08 ,  5H004GB01 ,  5H004KB39 ,  5H004LA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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