特許
J-GLOBAL ID:202003008137247903

鋼管の製造方法及び焼入れ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上羽 秀敏 ,  小宮山 聰 ,  坂根 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-139679
公開番号(公開出願番号):特開2018-009228
特許番号:特許第6724617号
出願日: 2016年07月14日
公開日(公表日): 2018年01月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 素管を焼入れして、管端部を除いてマルテンサイトの体積率が90%以上である鋼管を製造する方法であって、 加熱装置で前記素管を加熱する工程と、 前記素管をその軸方向に一定速度で搬送する工程と、 前記素管の軸方向に沿って配置され、各々が前記素管を検出する複数のセンサによって前記素管を監視する工程と、 前記素管の軸方向に沿って配置され、加熱された前記素管に冷媒を噴射する1個以上の冷却リングを各々が含むN個の冷却ユニットよって前記素管を冷却する工程とを備え、 前記複数のセンサは、少なくとも、前記加熱装置側から1番目の前記冷却ユニットと前記加熱装置との間、前記各冷却ユニットの間、及び前記加熱装置側からN番目の前記冷却ユニットよりも前記加熱装置から遠い位置、に1つずつ配置され、 前記冷却する工程では、前記各冷却ユニットは、前記複数のセンサのうち当該冷却ユニットよりも前記加熱装置に近い側において当該冷却ユニットに最も近接したセンサ、及び前記複数のセンサのうち当該冷却ユニットよりも前記加熱装置から遠い側において前記冷却ユニットに最も近接したセンサ、の両方が前記素管を検出しているときに冷媒を噴射し、 前記加熱装置側から1〜k番目の前記冷却ユニットの各々が冷媒を噴射する場合の単位時間に噴射する冷媒の量を第1冷媒量に設定し、 前記加熱装置側から(k+1)番目の冷却ユニットが冷媒を噴射する場合の単位時間に噴射する冷媒の量を前記第1冷媒量未満であって、前記(k+1)番目の冷却ユニットの最終の冷却リングの位置における前記素管の表面温度がマルテンサイト変態開始温度以上になり、かつ、前記加熱装置から(k+2)番目の冷却ユニットの最初の冷却リングの位置における前記素管の表面温度がマルテンサイト変態開始温度以下になる量である第2冷媒量に設定し、 前記加熱装置側から(k+2)〜N番目の冷却ユニットの各々が冷媒を噴射する場合の単位時間に噴射する冷媒の量を前記第2冷媒量未満の量である第3冷媒量に設定する、鋼管の製造方法。 ただし、Nは3以上の整数であり、kは1以上N-2以下の整数である。
IPC (4件):
C21D 9/08 ( 200 6.01) ,  C21D 1/18 ( 200 6.01) ,  C21D 1/667 ( 200 6.01) ,  C21D 11/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
C21D 9/08 B ,  C21D 1/18 B ,  C21D 1/667 ,  C21D 11/00 104
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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