特許
J-GLOBAL ID:201703007597183987

焼入れ装置及び鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 上羽 秀敏 ,  松山 隆夫 ,  坂根 剛 ,  川上 桂子 ,  小宮山 聰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-125268
公開番号(公開出願番号):特開2017-008372
出願日: 2015年06月23日
公開日(公表日): 2017年01月12日
要約:
【課題】焼割れの防止と焼入れ組織の確保とを両立できる鋼管の焼入れ条件を得る。【解決手段】焼入れ装置は、加熱炉と、搬送装置と、冷却ユニット21(1)、21(2)、・・・、21(N)と、制御装置22とを備える。制御装置22は、冷却ユニット21(1)〜21(k)の各々が単位時間に噴射する冷媒の量を第1冷媒量W1に設定し、冷却ユニット21(k+1)が単位時間に噴射する冷媒の量を第1冷媒量W1未満であって、冷却ユニット21(k+1)の最終の冷却リング211の位置における鋼管Pの表面温度がMs点以上になり、かつ、加冷却ユニット21(k+2)の最初の冷却リング211の位置における前記鋼管の表面温度がMs点以下になる量である第2冷媒量W2に設定し、冷却ユニット21(k+2)〜21(N)の各々が単位時間に噴射する冷媒の量を第2冷媒量W2以下の量である第3冷媒量W3に設定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鋼管を加熱する加熱炉と、 前記鋼管をその軸方向に一定の搬送速度で搬送する搬送装置と、 前記鋼管の軸方向に沿って配置され、加熱された前記鋼管に冷媒を噴射する1個以上の冷却リングを各々が含むN個の冷却ユニットと、 前記冷却ユニットの各々が噴射する冷媒の量を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、 前記加熱炉側から1〜k番目の前記冷却ユニットの各々が単位時間に噴射する冷媒の量を第1冷媒量に設定し、 前記加熱炉側から(k+1)番目の冷却ユニットが単位時間に噴射する冷媒の量を前記第1冷媒量未満であって、前記(k+1)番目の冷却ユニットの最終の冷却リングの位置における前記鋼管の表面温度がマルテンサイト変態開始温度点以上になり、かつ、前記加熱炉から(k+2)番目の冷却ユニットの最初の冷却リングの位置における前記鋼管の表面温度がマルテンサイト変態開始温度以下になる量である第2冷媒量に設定し、 前記加熱炉側から(k+2)〜N番目の冷却ユニットの各々が単位時間に噴射する冷媒の量を前記第2冷媒量以下の量である第3冷媒量に設定する、焼入れ装置。 ただし、Nは3以上の整数であり、kは1以上N-2以下の整数である。
IPC (5件):
C21D 9/08 ,  C21D 1/18 ,  C21D 1/667 ,  C21D 1/00 ,  C21D 11/00
FI (6件):
C21D9/08 B ,  C21D1/18 B ,  C21D1/667 ,  C21D1/00 123B ,  C21D11/00 104 ,  C21D1/00 112B
Fターム (26件):
4K034AA02 ,  4K034BA02 ,  4K034DA06 ,  4K034DB03 ,  4K034FA04 ,  4K034FB03 ,  4K034FB11 ,  4K038AA04 ,  4K038CA03 ,  4K038DA01 ,  4K038EA01 ,  4K038FA02 ,  4K042AA06 ,  4K042BA09 ,  4K042BA14 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DB07 ,  4K042DD03 ,  4K042DD04 ,  4K042DE02 ,  4K042DE06 ,  4K042DE07 ,  4K042DF01 ,  4K042EA01 ,  4K042EA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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