特許
J-GLOBAL ID:202003008160739627

インクジェット印刷装置におけるインク濃度誤差補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-204164
公開番号(公開出願番号):特開2020-069693
出願日: 2018年10月30日
公開日(公表日): 2020年05月07日
要約:
【課題】 産業用途のインクジェット印刷装置においては、高い生産性のための高速化やこれに伴う大型化が必要となったが、大型化や大規模化にともない生じる複数の要因により、描画される画像の画質低下がより顕著に生じることが問題になっていた。【解決手段】 個々のインクジェットヘッドごとのインク濃度誤差を、インクジェットヘッドの使用条件を調整して補正した後に、印刷し読み取ったテストパターンに基づき算出された補正データに基づき印刷画像を変換することで、画質低下の複数の要因を一括して解決し、印刷すべき本来の画像データの色濃度と実際の印刷物の色濃度が異なるという印刷物のインク濃度誤差を高度に補正することができ、産業用途インクジェット印刷装置において、完成度の高い、高画質の印刷を実現できた。【選択図】図8
請求項(抜粋):
複数ノズルを有するインクジェットヘッドと被印刷物とを相対的に移動させることで印刷を行うインクジェット印刷装置における、該インクジェットヘッドの吐出されるべきインクの濃さであるインク濃度の誤差を補正する方法において、該インクジェットヘッドの使用条件を調整してインク濃度を個別に調整する工程と、4点以上のアライメントマークを有するテストパターンを印刷する工程と、該テストパターンを撮像する工程と、撮像して作成したテストパターン画像上の該アライメントマークの座標を読み取り該テストパターン画像の変形パラメータを算出するパラメータ算出工程と、該パラメータに基づき該テストパターン画像を変形処理するテストパターン変形処理工程と、変形処理された該テストパターン画像の測定データに基づき補正データを算出する補正データ算出工程と、該補正データに基づき印刷すべき画像全体を変換することで被印刷物に印刷される画像全体におけるインク濃度誤差を補正する工程を有することを特徴とする、インク濃度誤差補正方法。
IPC (2件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/21
FI (5件):
B41J2/01 203 ,  B41J2/01 209 ,  B41J2/01 213 ,  B41J2/01 451 ,  B41J2/21
Fターム (16件):
2C056EA06 ,  2C056EA07 ,  2C056EA08 ,  2C056EA11 ,  2C056EB27 ,  2C056EB36 ,  2C056EB42 ,  2C056EC07 ,  2C056EC72 ,  2C056EC75 ,  2C056EC77 ,  2C056EC79 ,  2C056EE02 ,  2C056FA04 ,  2C056FA10 ,  2C056FA13
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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