特許
J-GLOBAL ID:202003008832264843

光受信装置、光送信装置、及び周波数オフセット推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 志賀国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-166306
公開番号(公開出願番号):特開2020-039089
出願日: 2018年09月05日
公開日(公表日): 2020年03月12日
要約:
【課題】デジタルコヒーレント方式において、系列長の短いトレーニング符号系列を用いて高精度な周波数オフセット量の推定を行うこと。【解決手段】多値の位相変調のシンボルからなる符号系列であって当該符号系列に基づいて生成される信号の1シンボル遅延差動成分のベクトル平均の偏角が既定の角度を有しており、隣接シンボル間の変調位相差が一定の繰り返しパターンになっている符号系列より生成されるトレーニング信号を含むコヒーレント光信号を受信し、電気信号に変換して得られる受信信号の中から周波数オフセット推定用トレーニング符号系列に対応する受信トレーニング信号を検出し、検出した受信トレーニング信号と、受信トレーニング信号の遅延信号であって遅延シンボル数が異なる少なくとも2以上の遅延信号の各々とに基づいて、複数の遅延差動成分を算出し、算出した複数の遅延差動成分を用いて平均化した周波数オフセット量を算出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
トレーニング信号を含むコヒーレント光信号を受信する光受信装置であって、 受信した前記コヒーレント光信号を電気信号に変換して得られる受信信号の中から周波数オフセット推定用トレーニング符号系列に対応する受信トレーニング信号を検出するタイミング検出部と、 前記タイミング検出部が検出する前記受信トレーニング信号と、前記受信トレーニング信号の遅延信号であって遅延シンボル数が異なる少なくとも2以上の遅延信号の各々とに基づいて、複数の遅延差動成分を算出し、算出した複数の前記遅延差動成分を用いて平均化した周波数オフセット量を算出する周波数オフセット推定部と、 前記周波数オフセット推定部が算出する前記周波数オフセット量を用いて前記受信信号の周波数オフセットの補償を行う周波数オフセット補償処理部と、を備え、 前記周波数オフセット推定用トレーニング符号系列は、 多値の位相変調のシンボルからなる符号系列であって当該符号系列に基づいて生成される前記トレーニング信号の1シンボル遅延差動成分のベクトル平均の偏角が既定の角度を有しており、隣接シンボル間の変調位相差が一定の繰り返しパターンになっている符号系列である光受信装置。
IPC (4件):
H04B 10/61 ,  H04L 27/20 ,  H04L 27/22 ,  H04B 10/077
FI (4件):
H04B10/61 ,  H04L27/20 C ,  H04L27/22 D ,  H04B10/077
Fターム (10件):
5K102AA02 ,  5K102AA15 ,  5K102AH14 ,  5K102AH24 ,  5K102AL08 ,  5K102MH03 ,  5K102MH12 ,  5K102MH14 ,  5K102MH27 ,  5K102RD26
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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