特許
J-GLOBAL ID:202003008930390903

ラムライン制御装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀田 実 ,  野村 俊博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-141090
公開番号(公開出願番号):特開2020-015464
出願日: 2018年07月27日
公開日(公表日): 2020年01月30日
要約:
【課題】制御遅れの変動が大きい場合でも、スピン中の飛翔体を高精度に姿勢制御できるラムライン制御装置と方法を提供する。【解決手段】ラムライン制御装置100が、ガス噴射装置9、慣性計測装置20、及び姿勢制御装置30を備える。慣性計測装置20は、飛翔体1のピッチ、ヨー、ロールの姿勢レート及びピッチ、ヨー、ロールの姿勢角を出力する。姿勢制御装置30は、ガス噴射装置9に対する噴射指令信号Aを出力する。姿勢制御装置30は、実ロール角演算器32、補正ロール角演算器33、主ロール角演算器36、及び噴射制御器37を有する。補正ロール角演算器33は、目標姿勢3に対するヨー姿勢誤差角ΔLy及びピッチ姿勢誤差角ΔLzと、これらに基づきガスジェット4を噴射する補正ロール角θcを演算する。主ロール角演算器36は、補正ロール角θcに基づき、ガスジェット4を噴射する目標ロール角θxを修正する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
機軸を中心にスピンしながら飛行する飛翔体に設けられたラムライン制御装置であって、 前記機軸に直交する方向にガスジェットを噴射するガス噴射装置と、 前記飛翔体のピッチ、ヨー、ロールの姿勢レート及びピッチ、ヨー、ロールの姿勢角を出力する慣性計測装置と、 前記ガス噴射装置に対する噴射指令信号を出力する姿勢制御装置と、を備え、 前記姿勢制御装置は、 前記ガスジェットの噴射方向の実ロール角を演算し出力する実ロール角演算器と、 目標姿勢に対するヨー姿勢誤差角及びピッチ姿勢誤差角と、これらに基づき前記ガスジェットを噴射する補正ロール角を演算する補正ロール角演算器と、 前記補正ロール角に基づき、前記機軸を前記目標姿勢の方向に姿勢制御するために前記ガスジェットを噴射する目標ロール角を修正する主ロール角演算器と、 前記実ロール角が前記目標ロール角に到達したときに前記噴射指令信号を出力する噴射制御器と、を有する、ラムライン制御装置。
IPC (4件):
B64G 1/26 ,  F42B 15/01 ,  F02K 1/78 ,  F02K 9/90
FI (4件):
B64G1/26 A ,  F42B15/01 ,  F02K1/78 A ,  F02K9/90
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 飛しょう体の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-075684   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭58-126298
  • 特開昭51-055599
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