特許
J-GLOBAL ID:202003009401677250
磁気パターン転写用マスター及びその製造方法、磁気パターン転写方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
堀 城之
, 前島 幸彦
, 長谷川 明
, 村上 大勇
, 小河 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-162816
公開番号(公開出願番号):特開2020-035506
出願日: 2018年08月31日
公開日(公表日): 2020年03月05日
要約:
【課題】磁気パターンを磁気記録媒体に転写する際の書き込み効率を十分に高くする。【解決手段】図4(a)に示されるように、一様の磁化が付与されたスレーブ10と、一様の向きの磁化が付与されたマスター20が準備される。次に、図4(b)に示されるように、この状態のマスター20と、スレーブ10の磁気記録層12とを密着させる。この状態で前記のようにマスター20にバイアス磁場B3を印加した場合には、第1磁性体層22の磁化は反転せず、第2磁性体層23の磁化だけが反転するため、図4(c)に示されるように、記録磁場B4が生成される。このため、バイアス磁場B3とマスター20を除去した後は、図4(d)に示されるように、非反転領域12Bにおける磁化を初期磁化M0とし、反転領域12Aにおける磁化をこれと逆向きの書き換え磁化M1とすることができる【選択図】図4
請求項(抜粋):
予め設定された磁気パターンを磁気記録媒体の表面に転写するマスターとなる磁気パターン転写用マスターであって、
平板状の基板と、
第1の強磁性材料で構成され平面視において前記基板の表面に部分的に形成された第1磁性体層と、
前記第1の強磁性材料とは異なる第2の強磁性材料で構成され平面視において前記基板の表面における前記第1磁性体層が形成された領域以外の領域に形成され、前記第1磁性体層と異なる保磁力を有する第2磁性体層と、
を具備し、
前記第1磁性体層の表面と前記第2磁性体層の表面との高さの差が、前記第1磁性体層、前記第2磁性体層の平面視における最小パターン幅の1/2未満であることを特徴とする磁気パターン転写用マスター。
IPC (1件):
FI (2件):
G11B5/86 101B
, G11B5/86 C
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