特許
J-GLOBAL ID:202003010155057873
誘導電動機のベクトル制御補償方法とベクトル制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小林 博通
, 鵜澤 英久
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-108644
公開番号(公開出願番号):特開2017-216807
特許番号:特許第6784061号
出願日: 2016年05月31日
公開日(公表日): 2017年12月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 二次磁束指令φγδ*と相互インダクタンス補償信号演算部で演算された相互インダクタンス補償信号Mcに基づいて一次電流指令値iγs*を演算する第1の電流指令演算器と、
二次磁束指令φγδ*とトルク指令値Tref*および相互インダクタンス補償信号Mcに基づいて一次電流指令値iδs*を演算する第2の電流指令演算器と、
前記各電流指令演算器により算出された一次電流指令値iγs*、iδs*と誘導電動機の機械回転数ωreから電気角演算値θeとすべり回転数ωslipを算出するすべり演算&電気角演算部と、
前記すべり演算&電気角演算部で算出された電気角演算値θe、すべり回転数ωslip、誘導電動機のd,q軸の各一次電流検出値ids、iqsおよびd,q軸の各一次電圧指令を入力して相互インダクタンス補償信号Mcを演算して前記各電流指令演算器に出力する相互インダクタンス補償信号演算部を有する誘導電動機のベクトル制御方法において、
前記相互インダクタンス補償信号演算部は、磁束演算部において磁束演算手法によって推定された磁束推定値φγrと前記すべり回転数ωslipを用いて、誘導電動機の一次抵抗設定値を用いることなくトルク推定値Testを算出し、算出されたトルク推定値Testと前記トルク指令値Tref*との差分に基づき、誘導電動機の一次抵抗設定値を用いることなく前記相互インダクタンス補償信号Mcを算出し、算出された信号を前記第1および第2の電流指令演算器に入力して、誘導電動機の一次抵抗設定値を用いることなく一次電流指令値iγs*、iδs*を生成し、生成された信号に基づいて誘導電動機を制御することを特徴とした誘導電動機のベクトル制御補償方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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