特許
J-GLOBAL ID:202003010376597988

助手席用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-126992
公開番号(公開出願番号):特開2020-006727
出願日: 2018年07月03日
公開日(公表日): 2020年01月16日
要約:
【課題】斜め前方に向かって移動する乗員の頭部を、左右方向側でずれた位置で受け止めることとなっても、乗員の頭部を安定して保護可能な助手席用エアバッグ装置の提供。【解決手段】エアバッグ15の乗員保護部26が、中央側凹部27と、中央側凹部の左右両側の突出部29L,29Rと、中央側凹部の左方において突出部の頂部との間となる領域に形成される拘束用凹部31と、を備える。拘束用凹部と隣接して配置される突出部29Lが、斜突用突出部とされる。中央側凹部の凹みの先端と拘束用凹部の凹みの先端との間の領域である中央側領域38が、拘束用凹部側となる端側部位39を、中央側部位40の曲率、及び、斜突用突出部の拘束用凹部側の領域29bの曲率よりも、曲率を大きく設定される大曲率部39aとされるとともに、大曲率部を、中央側領域における左右の中央よりも、拘束用凹部側に配置させている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
助手席前方の収納部位に折り畳まれて収納されるエアバッグを、備え、 前記エアバッグが、可撓性を有したシート体からなる袋状として、膨張完了時の形状を、頂部を前端側に配設させた略四角錐形状とし、膨張完了時の前端側を前記収納部位に取り付けられて、膨張完了時の後部側を、前記乗員を保護可能な乗員保護部として構成される助手席用エアバッグ装置であって、 前記乗員保護部が、 前記エアバッグの膨張完了時に、左右方向の略中央において前方側に凹む中央側凹部と、該中央側凹部の左右両側において相対的に後方に突出する突出部と、を、それぞれ、上下方向に略沿わせるようにして、上下の略全域にわたって配設させる構成とされるとともに、 前記中央側凹部の左方若しくは右方の少なくとも一方であって、前記中央側凹部の凹みの先端と前記突出部の頂部との間となる領域に、前記車両の斜め衝突時若しくはオフセット衝突時に斜め前方に向かって移動する前記乗員の頭部を進入させて拘束させるための拘束用凹部を、配設させる構成とされ、 前記拘束用凹部が、凹みの先端側を、前記エアバッグの内部に配置されるテザーによって、前記エアバッグの前端側に連結させるようにして、前記エアバッグの膨張完了時に、前方に凹ませて配設される構成とされ、 前記拘束用凹部と隣接して配置される前記突出部が、斜め前方に向かって移動する前記乗員の頭部を受け止め可能な斜突用突出部として構成され、 前記乗員保護部において、前記中央側凹部の凹みの先端と前記拘束用凹部の凹みの先端との間の領域である中央側領域が、前記エアバッグの膨張完了時における水平方向に略沿った断面において、前記拘束用凹部側となる端側部位を、前記中央側凹部側となる中央側部の曲率、及び、前記斜突用突出部における前記拘束用凹部側の領域の曲率よりも、曲率を大きく設定される大曲率部として構成されるとともに、該大曲率部を、前記中央側領域における左右の中央よりも、前記拘束用凹部側に配置させるように、構成されていることを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/205 ,  B60R 21/233
FI (2件):
B60R21/205 ,  B60R21/2338
Fターム (7件):
3D054AA03 ,  3D054AA07 ,  3D054AA14 ,  3D054BB08 ,  3D054CC11 ,  3D054CC47 ,  3D054EE22
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 助手席用エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-071916   出願人:豊田合成株式会社
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-266200   出願人:豊田合成株式会社
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-310957   出願人:タカタ株式会社
審査官引用 (3件)
  • 助手席用エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-071916   出願人:豊田合成株式会社
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-266200   出願人:豊田合成株式会社
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-310957   出願人:タカタ株式会社

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