特許
J-GLOBAL ID:202003010505241460

変圧器の評価装置、及び、変圧器の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 栗原 浩之 ,  山▲崎▼ 雄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-246662
公開番号(公開出願番号):特開2020-107777
出願日: 2018年12月28日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】変圧器の巻線を開放することなく、変圧器の低圧巻線に対する高圧巻線のずれ量、即ち、巻線の位置ずれ量を把握する。【解決手段】高圧巻線を2分割した状態の回路モデル1を用い、評価制御手段2により、健全状態の伝達関数、ずれが生じた際の診断伝達関数に基づいて伝達関数のモデルを演算し(模擬伝達関数再現機能5)、伝達関数のモデルを演算した際の高圧巻線のインダクタンスの分割割合(下インダクタンス/上インダクタンス)を把握することで(分割割合増減機能6)、低圧巻線に対する高圧巻線の下向きのずれ量を導出する(ずれ量判断機能7)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1巻線、及び、第2巻線を有する変圧器の前記第1巻線と前記第2巻線との軸方向のずれを評価する変圧器の評価装置において、 前記第1巻線、及び、前記第2巻線を複数に分割し、伝達関数を再現する回路モデルと、 前記回路モデルにおけるインダクタンスの分割割合を変化させて、前記分割割合に基づいて前記第1巻線と前記第2巻線との軸方向のずれ量を評価する評価制御手段とを備え、 前記評価制御手段は、 健全状態での周波数応答解析により得られた伝達関数である健全伝達関数になるように、前記回路モデルにおける模擬伝達関数を再現する模擬伝達関数再現機能と、 診断時での周波数応答解析により得られた伝達関数である診断伝達関数に対し、前記模擬伝達関数再現機能で再現された前記模擬伝達関数での前記分割割合を変化させて、前記模擬伝達関数を前記診断伝達関数に一致させ、一致させた際における前記分割割合の変化の状況を判断する分割割合増減機能と、 前記分割割合増減機能で判断された分割割合の変化の状況に応じて、前記第1巻線と前記第2巻線との軸方向のずれ量を判断するずれ量判断機能とを有する ことを特徴とする変圧器の評価装置。
IPC (2件):
H01F 41/00 ,  G01R 27/28
FI (2件):
H01F41/00 E ,  G01R27/28 T
Fターム (3件):
2G028BE05 ,  2G028CG22 ,  2G028DH14
引用特許:
出願人引用 (5件)
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