特許
J-GLOBAL ID:202003012092988025

プリーツスクリーンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小柴 雅昭
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-194924
特許番号:特許第6636113号
出願日: 2018年10月16日
要約:
【課題】プリーツスクリーンを得るため、接着剤による接着工程を伴う場合、防炎性が付与された不織布からなるスクリーン材同士を、防炎剤を含有した接着剤で接着したときに、十分な接着強度が得られないことがある。 【解決手段】防炎性を有する不織布からなるスクリーン材4から、端縁の合わせ目13を位置させる第1面21とこれに対向する第2面22とを有し、プリーツ3を稜線とする断面六角形の筒状セル5が形成される。複数の筒状セル5が順次接続された状態において、隣り合う筒状セル5のうち、一方の筒状セル5の第1面21と他方の筒状セル5の第2面22とが接着剤6を介して互いに接着される。接着剤6に接するスクリーン材4の第1面21および第2面22では、スクリーン材4の他の部分に比べて、不織布を構成する繊維に由来する毛羽がより多く形成されている。 【選択図】図4
請求項(抜粋):
【請求項1】 プリーツが形成された不織布からなり、防炎性を有する、複数のスクリーン材と、 前記プリーツが延びる方向と平行な帯状領域において前記スクリーン材の第1部分と第2部分とを接着する、接着剤と、 を備え、 前記スクリーン材によって少なくとも二重の構造が与えられていて、 前記接着剤は防炎剤を含有しており、 各前記スクリーン材は、互いに対向する端縁の合わせ目を位置させる第1面と前記第1面に対向しかつ前記第1面と平行に延びる第2面とを含む周面を有し、前記プリーツを稜線とする断面多角形の長尺の筒状セルを形成しており、複数の前記筒状セルが、1つのパネル面を形成するように、順次接続され、隣り合う第1および第2の前記筒状セル間において、前記第1の筒状セルの前記第1面と前記第2の筒状セルの前記第2面とが前記接着剤を介して互いに対向しており、前記接着剤は前記第1面に位置する前記合わせ目の両側に付与されている、 プリーツスクリーンを製造する方法であって、 不織布からなり、防炎性を有し、長手方向の寸法が前記長手方向に直交する幅方向の寸法より長い、テープ状のスクリーン材を用意する工程と、 前記テープ状のスクリーン材を、前記長手方向にそれぞれ延びかつ前記幅方向に配列される、中央部と前記中央部を挟むように位置する第1側部および第2側部とに区画し、前記第1側部および前記第2側部を前記中央部上に重ねるように折返し、前記筒状セルとなるべき前駆構造体を作製する工程と、 前記前駆構造体の外表面における前記中央部の前記幅方向での中心線を含んで前記長手方向に延びる第1帯状領域および前記第1側部と前記第2側部との合わせ目を前記幅方向の中央に位置させて前記長手方向に延びる第2帯状領域の少なくとも一方をブラッシングする工程と、 前記第1側部と前記第2側部との前記合わせ目を挟んで両側で接着が達成されるように、前記第1帯状領域および前記第2帯状領域の少なくとも一方に前記接着剤を付与する工程と、 複数の前記前駆構造体を重ね合せる工程と、 重ね合わされた複数の前記前駆構造体を重ね合せ方向に加圧して、前記接着剤による接着を達成する工程と、 を備える、プリーツスクリーンの製造方法。
IPC (4件):
E06B 9/262 ( 200 6.01) ,  A47H 23/08 ( 200 6.01) ,  E06B 5/16 ( 200 6.01) ,  B32B 3/12 ( 200 6.01)
FI (4件):
E06B 9/262 ,  A47H 23/08 ,  E06B 5/16 ,  B32B 3/12 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る