特許
J-GLOBAL ID:202003012170731389

積層体形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 雄二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-173509
公開番号(公開出願番号):特開2020-046813
出願日: 2018年09月18日
公開日(公表日): 2020年03月26日
要約:
【課題】建築用木材をコンパクトに安定に少スペースで積み上げる手順をコンピュータシミュレーション処理で短時間で示す積層体形成装置を提供する。【解決手段】積層体形成装置において、コンピュータは、個体生成手段16と、世代交代手段18と、積層体形成手段20と、積層体判定手段22と、積層体評価手段23とを備える。建築用木材は、条件データ26の条件を満たすように積層体を生成する。できあがった積層体を評価値30により評価し、制限した短時間の演算処理時間内で最適に近い積層体を求める。【選択図】図3
請求項(抜粋):
積載して運送をするために、所定のm個の直方体の建築用木材を積層体に形成する積層体形成装置であって、 上記m個の直方体の建築用木材の品番を表す遺伝子と、それらの遺伝子を整列させて上記建築用木材の引当順を表す遺伝子座を有する染色体とを生成し、かつ、上記遺伝子の整列順の異なる染色体を備えた個体を複数生成する個体生成手段と、 上記生成した複数の個体を親個体とし、交叉処理、突然変位処理をして、複数の子個体を生成し、選択処理をして、次世代の親個体とする、世代交代を繰返し、上記建築用木材の引当順を表す個体を順次生成する世代交代手段と、 上記生成した個体が表す引当順に建築用木材を取り出して、最下段から段を形成し、順に上段を形成するように配置する際、 下記の(1)から(5)の条件を満たすように配置できるかを判定する積層体判定手段と、 条件を満たすように配置できる場合には、取り出した建築用木材を配置して、配置済みとし、 条件を満たすように配置できない場合には、取り出した建築用木材を引当順の元の位置に戻し、 次の引当順の建築用木材を取り出すという処理を、下記の(6)、(7)の規則にしたがい、すべての建築用木材が配置済みになるまで繰返して積層体を形成する積層体形成手段と、 上記形成した積層体の数、または積層体に外接する直方体の体積を評価値として算出する積層体評価手段と、を備えたことを特徴とする積層体形成装置。 (1)段の高さを揃えるために、建築用木材の規格幅方向を段の高さ方向に向ける。 (2)配置したときに段の幅が、その上限値を超えない。 (3)配置したときに段の長さが、その上限値を超えない。 (4)第1段の幅≧第i段の幅(i≧2)である。 (5)配置したときに積層体の高さが、その上限値を超えない。 (6)次以降の引当順の建築用木材に未配置の建築用木材がない、かつ上記の(5)の条件を満たすときは、未配置で引当順が早い建築用木材を取り出し、上の段に配置するという手順で建築用木材を積上げて積層体を形成する。 (7)次以降の引当順の建築用木材に未配置の建築用木材がない、かつ上記の(5)の条件を満たさないときは、その積層体を形成完成として、未配置で引当順が早い建築用木材を取り出し、新たな積層体の形成を開始する。
IPC (2件):
G06Q 10/04 ,  G06Q 50/08
FI (2件):
G06Q10/04 ,  G06Q50/08
Fターム (2件):
5L049AA04 ,  5L049CC07
引用特許:
審査官引用 (3件)

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