特許
J-GLOBAL ID:202003013323719088

積層体、非水電解液二次電池用セパレータ、非水電解液二次電池用部材及び非水電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長谷川 和哉 ,  鶴田 健太郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-171902
公開番号(公開出願番号):特開2016-219437
特許番号:特許第6687489号
出願日: 2016年09月02日
公開日(公表日): 2016年12月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ポリオレフィンを主成分とする多孔質フィルムと、 上記多孔質フィルムの片面または両面に積層された、樹脂を含む多孔質層と、を備え、 上記多孔質フィルムの単位面積当たりの目付が5g/m2以上、12g/m2以下であり、 上記多孔質層の単位面積当たりの目付が0.1g/m2以上、5g/m2以下であり、 上記樹脂が、芳香族ポリアミド、ポリイミドまたはポリアミドイミドであり、 (A)上記多孔質層の単位面積当たりに含まれる、上記樹脂の量(g/m2)の増加量に対する、当該多孔質層の絶縁耐力の上昇量(V・m2/g)と、 (B)上記多孔質フィルムの単位面積当たりに含まれる上記ポリオレフィンの量(g/m2)の増加量に対する当該多孔質フィルムの絶縁耐力の上昇量(V・m2/g)と、 の関係が、以下に示す式(1) (A)>(B)...(1) で示され、かつ、上記多孔質フィルムの平均細孔径(C)と空隙率(D)との関係が、以下に示す式(2) (C)/(D)≦0.13...(2) で示され、 ここで、上記多孔質フィルムの平均細孔径(C)は、上記多孔質フィルムにおける細孔の孔径の平均値をμm単位にて示した値であり、上記空隙率(D)は、上記多孔質フィルムに空隙が無いと仮定したときの、そのフィルムの体積を基準とした場合の、実際の上記多孔質フィルムにおける空隙が占める体積の割合を示す値であり、 上記平均細孔径(C)は、PMI社製パームポロメーター(型式:CFP-1500A)を用いて、試験液としてPMI社製GalWick(商品名)を用い、前記多孔質フィルムにおける下記(i)および(ii)に記載の曲線を測定し、下記(i)および(ii)の曲線の交点における圧力Pの値に基づき、以下の式(3)を用い算出される値である積層体。 (i)試験液に浸漬した状態の圧力-流量曲線 (ii)乾燥した状態で測定した流量の1/2とする圧力-流量曲線 (C)=4cosθr/P...(3) 式(3)中、(C)は平均細孔径(μm)を表し、rは試験液の表面張力(N/m)を表し、Pは前記圧力(Pa)を表し、θは前記多孔質フィルムと試験液との接触角(°)を表す。
IPC (5件):
H01M 2/16 ( 200 6.01) ,  H01M 10/0566 ( 201 0.01) ,  C08J 9/35 ( 200 6.01) ,  B32B 5/32 ( 200 6.01) ,  B32B 27/34 ( 200 6.01)
FI (6件):
H01M 2/16 L ,  H01M 2/16 P ,  H01M 10/056 ,  C08J 9/35 CFG ,  B32B 5/32 ,  B32B 27/34
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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