特許
J-GLOBAL ID:202003013899440526

原子線コリメーション方法、原子線コリメーター、原子干渉計、原子ジャイロスコープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-229762
公開番号(公開出願番号):特開2020-091239
出願日: 2018年12月07日
公開日(公表日): 2020年06月11日
要約:
【課題】良好なコリメーションを達成できる原子線コリメーション技術を提供する。【解決手段】原子線に対して第1のレーザー光701a、第2のレーザー光701b、第3のレーザー光701cを照射する。第1のレーザー光と第3のレーザー光は基底状態と第1の励起状態の間の遷移に対応する波長を持つ。第2のレーザー光は基底状態と第2の励起状態の間の遷移に対応する波長を持つ。まず、第1のレーザー光によって、原子線の進行方向と直交する方向に所望の速さより小さな速さ成分を持つ原子を基底状態から第1の励起状態に遷移させる。次に、第2のレーザー光によって、基底状態にいる原子に運動量を与える。運動量を与えられた原子は、進行方向を変更されて原子線から除去される。最後に、第3のレーザー光によって、直交方向に所望の速さより小さな速さ成分を持つ原子を第1の励起状態から基底状態に戻す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子線コリメーション方法であって、 原子線に対して、基底状態と第1の励起状態の間の遷移に対応する波長を持つ第1のレーザー光を照射することによって、前記原子線の進行方向と直交する方向に所望の速さより小さい速さ成分を持つ前記原子線中の原子を前記基底状態から前記第1の励起状態に選択的に遷移させる第1ステップと、 前記原子線に対して、前記第1ステップの後、前記基底状態と第2の励起状態の間の遷移に対応する波長を持つ第2のレーザー光を照射することによって、前記原子線中の前記基底状態にいる原子に反跳運動量を与え、この結果、前記原子線中の前記基底状態にいる原子の進行方向を変更する第2ステップと、 前記原子線に対して、前記第2ステップの後、前記基底状態と前記第1の励起状態の間の遷移に対応する波長を持つ第3のレーザー光を照射することによって、前記原子線中の前記第1の励起状態にいる原子を前記第1の励起状態から前記基底状態に遷移させる第3ステップと を有する原子線コリメーション方法。
IPC (5件):
G21K 1/02 ,  H01S 1/06 ,  G21K 1/00 ,  G01B 9/02 ,  G01C 19/62
FI (5件):
G21K1/02 C ,  H01S1/06 ,  G21K1/00 A ,  G01B9/02 ,  G01C19/62
Fターム (4件):
2F064EE04 ,  2F064FF01 ,  2F064FF08 ,  2F064GG44
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る