特許
J-GLOBAL ID:202003014032202980
放射性物質輸送貯蔵容器の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 小谷 昌崇
, 村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-136079
公開番号(公開出願番号):特開2020-012761
出願日: 2018年07月19日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】胴におけるクラックの発生を抑制し得る高い耐久性を有する放射性物質輸送貯蔵容器を製造し得る方法を提供する。【解決手段】鉄系材料からなる胴11を用意する工程と、内筒11aの外周面11c上において周方向に並ぶ複数の位置のそれぞれに鉄系材料からなる接続部材を固着する固着工程と、複数の接続部材が固着された内筒11aに対して焼鈍熱処理を行う焼鈍工程と、焼鈍工程の後に、内筒11aよりも熱伝導率が高い非鉄材料により構成された複数の伝熱フィンのそれぞれを、複数の接続部材のうち当該伝熱フィンに対応する接続部材に対して溶接する工程と、内筒11aと外筒12との間において、複数の伝熱フィンのうち内筒11aの周方向に互いに隣り合う伝熱フィン同士の間にそれぞれ位置するように中性子遮蔽体15を配置する工程と、複数の中性子遮蔽体15の外側に外筒12を配置する工程と、を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内側に放射性物質を収容する筒状の胴と底板とを有する内筒と、前記内筒の外側において前記内筒の外周面から径方向に離間した位置に設けられている外筒と、前記放射性物質から前記内筒に伝えられた熱を前記外筒に伝達するように前記内筒の外周面と前記外筒の内周面との間に配され、かつ前記内筒の周方向に互いに間隔を置いて並ぶ複数の伝熱フィンと、前記内筒と前記外筒との間において前記内筒の周方向において隣り合う伝熱フィン同士の間にそれぞれ設けられた複数の中性子遮蔽体と、を備える放射性物質輸送貯蔵容器の製造方法であって、
鉄系材料からなる前記胴を用意する工程と、
前記内筒の外周面上において周方向に並ぶ複数の位置のそれぞれに鉄系材料からなる接続部材を固着する固着工程と、
前記複数の接続部材が固着された前記内筒に対して焼鈍熱処理を行う焼鈍工程と、
前記焼鈍工程の後に、前記内筒よりも熱伝導率が高い非鉄材料により構成された前記複数の伝熱フィンのそれぞれを、前記複数の接続部材のうち当該伝熱フィンに対応する前記接続部材に対して溶接する溶接工程と、
前記内筒と前記外筒との間において、前記複数の伝熱フィンのうち前記内筒の周方向に互いに隣り合う伝熱フィン同士の間にそれぞれ位置するように前記中性子遮蔽体を配置する中性子遮蔽体配置工程と、
前記複数の中性子遮蔽体の外側に前記外筒を配置する外筒配置工程と、を備える、放射性物質輸送貯蔵容器の製造方法。
IPC (3件):
G21F 5/10
, G21C 19/32
, G21F 9/36
FI (5件):
G21F5/10 P
, G21C19/32 R
, G21F9/36 501A
, G21F9/36 501F
, G21F9/36 501J
引用特許:
審査官引用 (9件)
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キャスクおよびキャスクの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-017663
出願人:三菱重工業株式会社
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キャスク及び冷却フィン取付方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-189166
出願人:三菱重工業株式会社
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放射性物質用金属キャスク
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-025972
出願人:株式会社日立製作所
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放射性物質収納容器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-144945
出願人:三菱重工業株式会社
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特開昭59-210397
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特開昭59-210397
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溶接方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-177553
出願人:三菱重工業株式会社
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放射性物質収納容器の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2015-103404
出願人:株式会社神戸製鋼所
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特開昭58-202899
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