特許
J-GLOBAL ID:202003014800436081

可変容量ポンプ及び内燃機関の作動油供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-181740
公開番号(公開出願番号):特開2018-044524
特許番号:特許第6747746号
出願日: 2016年09月16日
公開日(公表日): 2018年03月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内部にポンプ収容室を有するハウジングと、 前記ポンプ収容室内にあり、回転に伴い複数の作動室の容積が変化可能であり、回転駆動されることによって吸入部から導かれた作動油を吐出部から吐出するポンプ構成体と、 前記ポンプ収容室内にあり、前記ポンプ構成体を収容することで前記複数の作動室を隔成する可動部材であって、その内周の中心が前記ポンプ構成体の回転中心に対して偏心する量が変化するように移動することで前記ポンプ構成体の回転時における前記複数の作動室の各々の容積の増減量を変化させる可動部材と、 前記ポンプ収容室内にあり、前記複数の作動室の各々の容積の前記増減量が増大する方向に前記可動部材を付勢する第1付勢部材と、 前記ポンプ収容室と前記可動部材との間にあり、前記吐出部から吐出された作動油が導入され、前記可動部材が前記第1付勢部材の付勢力に抗する方向に移動したときにその容積が増大する第1制御室と、 前記ポンプ収容室と前記可動部材との間にあり、前記吐出部から吐出された作動油が通路を介して導入され、前記可動部材が移動したときにその容積が変化可能な第2制御室と、 前記通路上に設けられた制御機構であって、大径の内周面と小径の内周面からなる筒状部と、前記大径の内周面を摺動可能な大径部と、前記小径の内周面を摺動可能な小径部と、前記大径部と前記小径部を接続し、前記大径部および前記小径部よりも小径に形成された細軸部を有するスプールと、前記細軸部と前記大径の内周面および前記小径の内周面から形成される空間と、前記スプールを軸方向一方側に付勢する電磁力を発生可能であり、供給される電流の値に応じて前記電磁力の大きさを変更可能なソレノイドと、前記スプールを軸方向他方側に付勢する第2付勢部材と、を有する前記制御機構と、 を備え、 前記制御機構は、前記細軸部と前記大径の内周面および前記小径の内周面から形成される空間に前記通路からの作動油が導入されると、前記大径部と前記小径部が対向するそれぞれの面の面積差によって前記スプールを軸方向一方側に付勢する油圧力と、前記ソレノイドの前記スプールを軸方向一方側に付勢する電磁力と、前記第2付勢部材による前記スプールを軸方向他方側に付勢する付勢力と、により、前記スプールが前記筒状部内で軸方向に移動し、前記通路と前記第2制御室を連通する第1状態と、前記第2制御室を低圧部に連通する第2状態と、に切り替え可能である、 ことを特徴とする可変容量ポンプ。
IPC (1件):
F04C 14/22 ( 200 6.01)
FI (1件):
F04C 14/22 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 可変容量型ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-211784   出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
  • ポンプ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-256750   出願人:日立オートモティブシステムズステアリング株式会社
  • 流体ポンプアウトレット圧調整のためのシステム及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-047015   出願人:フスコオートモーティブホールディングスエル・エル・シー
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 可変容量型ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-211784   出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
  • ポンプ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-256750   出願人:日立オートモティブシステムズステアリング株式会社
  • 流体ポンプアウトレット圧調整のためのシステム及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-047015   出願人:フスコオートモーティブホールディングスエル・エル・シー
全件表示

前のページに戻る