特許
J-GLOBAL ID:202003015819760030
羽ばたき動作機構及び羽ばたき動作機構の使用方法、並びに、羽ばたき動作機構を用いた推進装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
安形 雄三
, 菅野 好章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-184512
公開番号(公開出願番号):特開2020-050315
出願日: 2018年09月28日
公開日(公表日): 2020年04月02日
要約:
【課題】能動的に制御できる領域が大きい羽ばたき動作を可能とする羽ばたき動作機構及びその使用方法並びに、それを用いた推進装置を提供する。【解決手段】差動歯車部と基部とを備え、差動歯車部は、内側/外側フレームと、3つの傘歯車部と2つのモータとを備え、3つの傘歯車は、内側フレームの内側に、回動可能に保持された、第1から第3の傘歯車であり、内側及び外側フレームとは回動可能に接続され、2つのモータは、外側フレームの外側に配置された第1と第2のモータであり、第1の傘歯車と第2の傘歯車とは、同軸上に、回動面が平行になるように、対向して配置され、第3の傘歯車は、第1の及び第2の傘歯車の回動面夫々とは垂直に、回動可能に設けられ、差動歯車部と基部とは、差動歯車部の外側フレームに、基部の第1の接続軸が、差動歯車部の、第1と第2の傘歯車の回動面の回動中心との中間点の方向に、差動歯車部を回動可能に接続される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも差動歯車部と基台部とを備え、
前記差動歯車部は、フレームと、3つの傘歯車と2つのモータとを備え、
前記差動歯車部のフレームは、内側フレームと外側フレームとからなり、
前記3つの傘歯車は、前記内側フレームの内側に、回動可能に保持された、第1の傘歯車、第2の傘歯車、及び、第3の傘歯車であり、
前記内側フレームと前記外側フレームとは、前記第1の傘歯車の第1の歯車軸と、前記第2の傘歯車の第2の歯車軸とを介して回動可能に接続され、
前記2つのモータは、前記外側フレームの外側に配置された第1のモータと第2のモータであり、
前記第1の傘歯車と前記第2の傘歯車とは、同軸上に、回動面が平行になるように、相互に対向して配置され、
前記第1の歯車軸は、前記第1の傘歯車の回動中心に、前記第1の傘歯車の回動面に垂直に、前記第2の傘歯車側とは反対方向に設けられ、前記第1の歯車軸には、前記第1の歯車軸を回動可能に、前記第1のモータが接続され、
前記第2の歯車軸は、前記第2の傘歯車の回動中心に、前記第2の傘歯車の回動面に垂直に、前記第1の傘歯車側とは反対方向に設けられ、前記第2の歯車軸には、前記第2の歯車軸を回動可能に、前記第2のモータが接続され、
前記第3の傘歯車は、前記第1の傘歯車の回動面及び前記第2の傘歯車の回動面とは相互に垂直に、前記第1の傘歯車と前記第2の傘歯車との間に、前記第1の傘歯車及び前記第2の傘歯車と噛合することにより回動可能に設けられ、
前記第3の傘歯車の回動中心には、前記第3の傘歯車の回動面に垂直に、第3の歯車軸が、前記第1の歯車軸と前記第2の歯車軸とは垂直な方向に設けられ、
前記基台部は、第1の接続軸と第3のモータとを備え、
前記第1の接続軸は、前記基台部の筐体に、軸廻りに回動可能に設けられ、
前記第3のモータは、前記第1の接続軸に、前記第1の接続軸を回動可能に接続され、
前記差動歯車部と前記基台部とは、前記差動歯車部の前記外側フレームに、前記基台部の前記第1の接続軸が、前記差動歯車部の、前記第1の傘歯車の回動面の回動中心と前記第2の傘歯車の回動面の回動中心との中間点の方向に、前記第1の歯車軸と前記第2の歯車軸とが作る軸線に対して垂直な方向から、前記差動歯車部を回動可能に接続され、
前記差動歯車部と前記基台部との接続は、初期状態では、前記第1の接続軸の延長線と前記第3の歯車軸の延長線とが、同一軸線上にあるように形成されている、
ことを特徴とする羽ばたき動作機構。
IPC (4件):
B64C 33/02
, B63H 1/36
, B63H 25/44
, B63C 11/00
FI (4件):
B64C33/02
, B63H1/36
, B63H25/44
, B63C11/00 B
前のページに戻る