特許
J-GLOBAL ID:202003016044757319
最適化装置及び最適化装置の制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-197199
公開番号(公開出願番号):特開2020-064536
出願日: 2018年10月19日
公開日(公表日): 2020年04月23日
要約:
【課題】1-hot制約をもつ最適化問題の計算時間を短縮する。【解決手段】複数の算出回路(ΔE算出回路11p1〜11pnを含む)は、イジングモデルのビットをグループ分けした各グループの複数ビットのうち、値が1のビットについてのローカルフィールド値(hi)と、値が0のビットについてのローカルフィールド値(hj)と、重み値(Wij)とに基づいて、両ビットが変化することによるエネルギー変化(ΔEj)をそれぞれ算出し、選択回路12は、熱励起エネルギーと各ΔEjとの大小関係に基づいて、各グループに含まれる、値が0のビットのうち、値の更新を許容する1つを識別する識別情報(l)を出力し、識別情報計算部13は、lに基づいて更新が許容された値が0のビットが属すグループを検出し、そのグループに属す、値が1のビットを識別する識別情報(k)を出力し、更新部14は、k,lで識別される2ビットの値を更新する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
計算対象の問題を変換したイジングモデルに含まれる複数のスピンに対応する複数のビットについて、前記複数のビットが複数のグループに分けられた場合における前記複数のグループのそれぞれに含まれる複数個のビットのうち、値が1である第1のビットについての第1のローカルフィールド値と、値が0である第2のビットについての第2のローカルフィールド値と、記憶部に保持される前記第1のビットと前記第2のビットとの間の相互作用の大きさを示す重み値とに基づいて、前記第1のビットの値が1から0に変化するとともに前記第2のビットの値が0から1に変化することによる前記イジングモデルの第1のエネルギー変化を、それぞれ算出する複数の算出回路と、
入力される温度パラメータと、乱数とに基づいて決定される熱励起エネルギーと、前記複数の算出回路がそれぞれ出力する前記第1のエネルギー変化との大小関係に基づいて、前記複数のグループのそれぞれに含まれる前記第2のビットのうち、0から1への値の更新を許容する1つの前記第2のビットを識別する第1のビット識別情報を出力する選択回路と、
前記選択回路が出力する前記第1のビット識別情報に基づいて、更新が許容された前記第2のビットが属す第1のグループを検出し、前記第1のグループに属す前記第1のビットを識別する第2のビット識別情報を出力する識別情報計算部と、
前記識別情報計算部が出力する前記第2のビット識別情報に基づいて、前記第1のグループに属す前記第1のビットの値を1から0に更新するとともに、前記第1のビット識別情報に基づいて、更新が許容された前記第2のビットの値を0から1に更新する更新部と、
を有する最適化装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
引用文献:
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