特許
J-GLOBAL ID:202003016554283931
高溶融粘度のポリアリーレンスルフィドを形成する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
小野 新次郎
, 山本 修
, 宮前 徹
, 中西 基晴
, 梶田 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-550169
特許番号:特許第6783242号
出願日: 2016年02月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ポリアリーレンスルフィドを製造する方法であって、
第1段階中において、イオウ源物質を第1のジハロ芳香族化合物と反応させて、ハロゲ
ン末端基を有するアリーレンスルフィドプレポリマーを含む反応混合物を形成すること;
第1段階の後に、当該反応混合物から、塩副生成物の少なくとも一部を、濾過プロセスにしたがって除くこと、ここで、当該濾過プロセスにおいては、アリーレンスルフィドプレポリマーが溶液中であり、当該塩が固相中である温度で当該反応混合物が濾過される;および
その後、第2段階中に、アリーレンスルフィドプレポリマーを、第2のイオウ源物質及び第2のジハロ芳香族化合物と混合し、そして第2段階中においてアリーレンスルフィドプレポリマーを第2のイオウ源物質及び第2のジハロ芳香族化合物と反応させて、ポリアリーレンスルフィドを形成すること、ここで、第2段階の標準化イオウ比は1.0〜5.0であり、当該標準化イオウ比は、第2のイオウ源物質のイオウのモル数を、前記混合の時のアリーレンスルフィドプレポリマーの繰り返し単位のモル数で割り、次に100をかけることによって求められるものであり、そして第2段階中に第2のジハロ芳香族化合物が、ポリアリーレンスルフィドの重量を基準として1重量%以上の量で用いられる;
ことを含み;
ポリアリーレンスルフィドは、ISO試験11443:2005にしたがって310°Cの温度及び1,200秒-1の剪断速度で測定して250ポアズ以上の溶融粘度を有する、前記方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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