特許
J-GLOBAL ID:202003016633205989

省エネ型高速船の船型

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-200413
公開番号(公開出願番号):特開2020-059479
出願日: 2018年10月05日
公開日(公表日): 2020年04月16日
要約:
【課題】船速を表す関数のフルード数が0.32以上の船速を有する高速船において、船側に凹みを施した船側形状を有する船型にて、造波抵抗減少と復元力の確保を両立した船舶を提供する。【解決手段】フルード数が0.32以上の船舶に関し、SS6位置と船首垂線からSS3位置間の垂線間長Lppの3分の1長さに亘って排水量を通常船型より少なめにして推進性能向上を図り、垂線間長Lppの3分の1長さに亘る船体中央域でSS4と1/2位置での満載喫垂線LWL上で最大の凹み量を施し、SS6位置と船首垂線からSS3位置との間では曲線状に凹み量を減らすような凹み形状となし、SS6位置およびSS3位置で凹み量を無くし、且つ満載喫水線LWLでの凹み量より下方につれて凹み量を減らして円弧状のビルジ板の部分で凹みが無くなるような凹みのある船側形状の船型を特徴とする。【選択図】図10
請求項(抜粋):
船速を表す関数のフルード数が0.32以上の航海速力を有する高速船の船型において、船体前後方向の垂線間長Lppの3分の1長さに亘る船体中央域で、船首垂線FPから垂線間長Lppの5割5分後方のSS4 1/2位置での満載喫垂線LWL上で最大の凹み量δBを施し、その前後方向では船首垂線FPから垂線間長Lppの4割後方のSS6位置と船首垂線FPから垂線間長Lppの7割後方のSS3位置との間では曲線状に凹み量を減らすような凹み形状となし、上記SS6位置および上記SS3位置で凹み量を無くし、且つ満載喫水線LWLでの凹み量より順次下方につれて凹み量を減らして円弧状のビルジ板の部分で凹みが無くなるような三次元形状の凹みを施した船側形状を有し、更に上記SS6位置と上記SS3位置間において船底に底上げを施し、上記SS4 1/2位置で最大の底上量δdを施し、その前後で上記SS4 1/2と上記SS6位置間および上記SS4 1/2と上記SS3位置間で順次底上量を減らして上記SS6位置および上記SS3位置で底上げを無くし、且つ幅方向には船体中心線CLから外側に向けて船体中心線CLでの底上量より順次底上量を減らして船側板に連結される位置で底上げを無くした三次元形状の底上げを施した船底形状とを同時に有する船型を特徴とする高速船型。
IPC (3件):
B63B 1/40 ,  B63B 1/06 ,  B63B 1/08
FI (3件):
B63B1/40 Z ,  B63B1/06 Z ,  B63B1/08 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 高速船の船型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-245370   出願人:池田勉
  • 高速船の船型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-216714   出願人:池田勉
審査官引用 (5件)
  • 高速船の船型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-216714   出願人:池田勉
  • 摩擦抵抗を低減した船舶
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-268684   出願人:株式会社クリセブン
  • 高速船の船型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-245370   出願人:池田勉
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