特許
J-GLOBAL ID:202003016728978764

リークテスト用密封容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡辺 昇 ,  原田 三十義 ,  青野 哲巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-136891
公開番号(公開出願番号):特開2020-012790
出願日: 2018年07月20日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】ワークが延出部を有していても、ワークを密封する容器を小型化でき、高精度のリークテストを行なえるようにする。【解決手段】密封容器1は、断面円形の延出部101,102を有するワーク100をリークテストするために用いられる。密封容器1は容器半体10,20を備え、その接合状態で、ワーク100のリークテスト対象部105を密封する。第1容器半体10には切欠部12,13と第2容器半体20の切欠部22,23により、上記接合状態で延出部101,102を通すための貫通部6,7が形成される。容器本体10,20の接合面間は主シール部によりシールされる。切欠部12,22にはそれぞれ副シール部40が設けられ、切欠部13,23には他の副シール部50が設けられている。副シール部40,50は、半円弧シール面41,51をそれぞれ有している。副シール部40,50の硬度は主シール部の硬度より低い。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リークテスト対象部と少なくとも1つの断面円形の延出部とを有するワークをリークテストするために用いられる密封容器であって、 第1、第2の容器半体を備え、上記第1、第2の容器半体が接合された状態で、上記ワークの上記リークテスト対象部を収容する収容空間が形成され、上記第1容器半体には上記収容空間と外部とを連通する検査口が形成され、 上記第1、第2の容器半体において、上記収容空間を囲うそれぞれの環状領域には、互いに対向する箇所に切欠部が形成され、上記第1、第2の容器半体の接合状態で上記第1、第2容器半体の切欠部により、上記ワークの上記延出部を通すための貫通部が形成され、 上記第1、第2の容器半体の上記環状領域において、上記切欠部を除く箇所には、互いに接合される平坦な接合面が形成され、 上記第1、第2の容器半体の少なくともいずれか一方の接合面には、その両端が上記切欠部に連なる収容溝が形成され、この収容溝内に、上記接合面間をシールする主シール部が設けられ、 上記第1、第2の容器半体の上記切欠部にはそれぞれ副シール部が設けられ、これら副シール部は、半円弧シール面と、この半円弧シール面の両側に配置された平坦シール面とをそれぞれ有し、 上記第1、第2の容器半体の接合状態において、上記第1、第2の容器半体の上記副シール部の半円弧シール面が、上記ワークの上記延出部の外周に密着し、上記平坦シール面同士が密着することにより、上記延出部と上記貫通部との間がシールされることを特徴とするリークテスト用密封容器。
IPC (1件):
G01M 3/26
FI (2件):
G01M3/26 D ,  G01M3/26 M
Fターム (6件):
2G067AA38 ,  2G067BB04 ,  2G067BB25 ,  2G067BB34 ,  2G067CC04 ,  2G067DD02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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