特許
J-GLOBAL ID：202003016880452093
食品接触部材の表面処理方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
特許業務法人小倉特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-137113
公開番号（公開出願番号）：特開2020-012188
出願日： 2018年07月20日
公開日（公表日）： 2020年01月23日
要約：
【課題】防汚,防食,耐摩耗性,抗菌作用等を発揮し,かつ,食品への異物混入や有毒ガス発生のおそれの無い,食品接触部材の表面処理方法を提供する。【解決手段】金属,又は金属を含む食品接触部材の食品との接触部分に,該食品接触部材の表面硬度と同等以上の硬度を有する♯220〜♯800の略球状のショットを,噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させて衝突部に局部的かつ瞬間的な温度上昇を生じさせて表面組織を微細化すると共に,前記食品接触部材の表面全体に,滑らかな円弧状の窪みを多数形成し,該表面に更に,♯100〜♯800のチタニウム又はチタニウム合金から成る粉体を噴射圧力0.2MPa以上で噴射して前記食品との接触面の表面付近に,光触媒又は半導体触媒として機能する酸化チタンを拡散浸透させることで,防汚,防食,耐摩耗性,抗菌作用を付与する。【選択図】図2
請求項（抜粋）：
金属,又は金属を含む材質から成り,食品と接触する食品接触部材の前記食品との接触表面に,該接触表面の表面硬度と同等以上の硬度を有する♯220〜♯800の略球状のショットを,噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させて衝突部に局部的かつ瞬間的な温度上昇を生じさせる瞬間熱処理を行い,前記食品との接触表面の組織を微細化すると共に,前記接触表面全体に,滑らかな円弧状の窪みを多数形成し,
前記瞬間熱処理が行われた前記食品接触表面に対し,♯100〜♯800のチタニウム又はチタニウム合金から成る粉体を噴射圧力0.2MPa以上で噴射して前記食品との接触表面の表面付近に酸化チタンを拡散浸透させることを特徴とする食品接触部材の表面処理方法。
IPC (1件)：
FI (1件)：
Fターム (10件)：
4K044AA02
, 4K044AB02
, 4K044BA02
, 4K044BB01
, 4K044BB03
, 4K044BC01
, 4K044BC02
, 4K044CA07
, 4K044CA11
, 4K044CA21
