特許
J-GLOBAL ID:202003017446682010

連続鋳造用ロール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中前 富士男 ,  来田 義弘 ,  清井 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-134076
公開番号(公開出願番号):特開2020-011252
出願日: 2018年07月17日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】スリット間の凸部のへたれを防止したうえで、亀裂の発生を抑制して更なるロール寿命の延長を図ることが可能な連続鋳造用ロールを提供する。【解決手段】円周方向に延びる溝からなるスリットが表層部に複数形成された連続鋳造用ロール10において、スリットが形成されているスリット領域の両サイドに、鋳片の幅方向端部が接触する、スリットの無い非スリット領域を有し、スリット領域の鋳片幅方向中央に最も近いスリットScと最も離れているスリットSeの間にスリットS1、...、Smが形成され、スリットSc、Se、S1、...、Smの溝深さをhc、he、h1、...、hmとすると、0<he≦h1≦...≦hm≦hc、且つスリットS1、...、Smのうち少なくとも一つの溝深さがhe超、hc未満とされ、各スリットは、溝底部のアール半径Rが2〜6mm、溝深さが3〜30mm、溝幅Bが2〜8mm、溝ピッチPが10〜30mmである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
連続鋳造機の二次冷却帯に設置され、円周方向に延びる溝からなるスリットが表層部に複数形成された連続鋳造用ロールにおいて、 前記複数のスリットが形成されているスリット領域を挟んで鋳片幅方向両サイドに、鋳片の幅方向端部が接触する、前記スリットの無い非スリット領域を有し、 前記スリット領域の鋳片幅方向中央に最も近い位置に形成されているスリットScと前記スリット領域の鋳片幅方向中央から最も離れた位置に形成されているスリットSeの間に、前記スリットSeから前記スリットScに向けてスリットS1、S2、...、Sm(mは自然数)が順に形成され、前記スリットScの溝深さをhc、前記スリットSeの溝深さをhe、前記スリットS1、S2、...、Smの溝深さをそれぞれh1、h2、...、hmとすると、0<he≦h1≦h2≦...≦hm≦hc、且つ前記スリットS1、S2、...、Smのうち少なくとも一つの溝深さがhe超、hc未満とされ、 前記各スリットは、溝底部のアール半径が2mm〜6mm、溝深さが3mm〜30mm、溝幅が2mm〜8mm、溝ピッチが10mm〜30mmであることを特徴とする連続鋳造用ロール。
IPC (2件):
B22D 11/128 ,  F16C 13/00
FI (2件):
B22D11/128 340B ,  F16C13/00 Z
Fターム (8件):
3J103AA02 ,  3J103AA63 ,  3J103AA72 ,  3J103FA12 ,  3J103FA30 ,  3J103GA02 ,  3J103GA12 ,  4E004LC01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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