特許
J-GLOBAL ID:202003019111388454

湿式駐車ブレーキ装置および湿式駐車ブレーキ装置の組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-115293
公開番号(公開出願番号):特開2019-218976
出願日: 2018年06月18日
公開日(公表日): 2019年12月26日
要約:
【課題】軸ケースの搭載スペースの制約を受けることなく軸ケースに必要な強度を保つことができる湿式駐車ブレーキ装置および湿式駐車ブレーキ装置の組立方法の提供にある。【解決手段】押圧機構20は、軸ケース12に回動可能に支持されるパーキングロッド25を備え、パーキングロッド25は、ピストン部材を押圧する押圧部32を有するロッド本体部26と、ロッド本体部26の下部に備えられる下軸部28と、下軸部28とスプライン嵌合される連結軸39と、を備え、軸ケース12は、回転軸13の軸方向において設けられた開口部12Aと、連結軸39を挿入可能とする下軸部28の直径R3より大きい直径R5の下部軸孔38と、を有し、パーキングロッド25の長さL、下部軸孔38の直径R5および下軸部28の直径R3は、パーキングロッド25を開口部12Aから挿入したとき、下軸部28が下部軸孔38へ挿入可能に設定されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
軸ケースと、 前記軸ケースに収容される回転軸と、 前記軸ケースに係止され、前記回転軸の軸方向に移動可能に連設される複数のステータと、 前記回転軸に係止され、前記ステータ間に介在されるブレーキディスクと、 前記軸ケースに係止され、前記ブレーキディスクに向けて前記回転軸の軸方向に移動可能なピストン部材と、 前記ピストン部材を前記ブレーキディスクに向けて押圧する押圧機構と、を備え、 前記押圧機構による前記ピストン部材の押圧により、前記ブレーキディスクと前記ステータとを当接させて前記回転軸に対する制動力を得る湿式駐車ブレーキ装置において、 前記押圧機構は、 前記軸ケースに回動可能に支持されるパーキングロッドを備え、 前記パーキングロッドは、 前記ピストン部材を押圧する押圧部を有するロッド本体部と、 前記ロッド本体部の上部および下部の一方に備えられる回動軸部と、 前記回動軸部とスプライン嵌合され、前記軸ケースに対して回動可能な連結軸と、を備え、 前記軸ケースは、 前記回転軸の軸方向において設けられた開口部と、 前記連結軸を挿入可能とする前記回動軸部の直径より大きい直径の軸孔と、を有し、 前記パーキングロッドの長さ、前記軸孔の直径および前記回動軸部の直径は、前記パーキングロッドを前記開口部から挿入したとき、前記回動軸部が前記軸孔へ挿入可能となるように、それぞれ設定されていることを特徴とする湿式駐車ブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/16 ,  F16D 55/38
FI (2件):
F16D65/16 ,  F16D55/38
Fターム (12件):
3J058AA44 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA59 ,  3J058AA70 ,  3J058AA79 ,  3J058AA87 ,  3J058BA46 ,  3J058CC08 ,  3J058CC52 ,  3J058FA07 ,  3J058FA19
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 駐車ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-174676   出願人:株式会社豊田自動織機

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