特許
J-GLOBAL ID:202003019632062091

野縁の取付け構造、および野縁取付金具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-202802
公開番号(公開出願番号):特開2020-070553
出願日: 2018年10月29日
公開日(公表日): 2020年05月07日
要約:
【課題】 野縁被嵌部材51と野縁支持受け部材52とを吊りボルト2に直接組付けし、野縁折曲片41を両部材間で挟持して野縁4を固定できるようにし、野縁受けを廃することで天井下地の軽量化を図り、両野縁側面42を、側面被嵌片512にビス固定させて、外周3面を確りと補強して組付け剛性強度と耐震強度を高め、天井スペースの狭い天井下地であっても、耐震に対する短尺な吊りボルト2の優位性を生かしてその振動負荷の軽減を図る。【解決手段】 野縁被嵌部材51と野縁支持受け部材52とを、それぞれに連通して穿設したボルト挿通孔51aと52aに吊りボルト2を挿通させて、野縁折曲片41を、上面被嵌片511に上動圧接させて、野縁支持受け部材52の上側両端部との間で挟持固定し、野縁側面42を側面被嵌片512にビス固定することで、野縁4を吊りボルト2に直接取付けする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
躯体天井部から所定の間隔を存して垂下される複数の吊りボルトと、該吊りボルトの下部側に野縁取付金具を介して取付けられる複数の野縁と、該野縁にビス固定される天井パネルを含む天井下地において、 前記野縁は、その開口側となる両野縁側面の上端が、内方に逆L字状又はU字状に折曲された野縁折曲片を有して形成され、 前記野縁取付金具は、野縁の開口側を覆う上面被嵌片と、該上面被嵌片の両側から両野縁側面に面接されるよう下方に折曲された側面被嵌片と有して下向きコ字状に形成せしめた野縁被嵌部材と、該野縁被嵌部材の下面域に配設されて、前記両野縁折曲片に跨ってその下面側を支持受けする野縁支持受け部材とを組として備え、 前記野縁被嵌部材と野縁支持受け部材とを、それぞれに穿設したボルト挿通孔に吊りボルトを挿通させて、吊りボルトの先端部に抜け止め支持させた状態で連結組付け可能に構成せしめ、 当該吊りボルトに組付けした状態で、前記野縁支持受け部材を、野縁の長手方向を向く縦姿勢で、野縁内部へ配置させ、かつ、回転操作による横姿勢で前記野縁折曲片を支持受けさせると共に、前記野縁被嵌部材を野縁に被嵌セットし、 前記野縁被嵌部材の上側となる吊りボルトに設けたナットの締め付け操作で、前記野縁折曲片を、前記上面被嵌片に上動圧接させて、前記野縁支持受け部材の上側両端部との間で挟持固定することで、野縁を吊りボルトの下端部に取り付けせしめたことを特徴とする野縁の取付け構造。
IPC (3件):
E04B 9/18 ,  E04B 9/20 ,  E04B 9/16
FI (4件):
E04B9/18 Q ,  E04B9/20 C ,  E04B9/18 M ,  E04B9/16 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • クリップ補強金具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-094765   出願人:三洋工業株式会社
  • 接合構造、接合工法、及び接合金具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-122362   出願人:株式会社竹中工務店, 株式会社桐井製作所
  • 天井吊り金具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-254221   出願人:積水ハウス株式会社
全件表示
審査官引用 (5件)
  • クリップ補強金具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-094765   出願人:三洋工業株式会社
  • 接合構造、接合工法、及び接合金具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-122362   出願人:株式会社竹中工務店, 株式会社桐井製作所
  • 天井吊り金具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-254221   出願人:積水ハウス株式会社
全件表示

前のページに戻る