特許
J-GLOBAL ID:202003020181131106

超音波エネルギー表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 エビス国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-541800
特許番号:特許第6738820号
出願日: 2016年07月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 生体の標的位置に向かって少なくとも1つの第一超音波信号を送信し、前記標的位置が前記第一超音波信号を反射することにより少なくとも1つの第二超音波信号が形成される集束超音波送受信装置と、 前記集束超音波送受信装置に接続し、前記集束超音波送受信装置と前記標的位置との距離および音速に基づいて推定期間を設定し、第一電気信号を生成して前記集束超音波送受信装置に送信することにより、前記集束超音波送受信装置が前記第一超音波信号を送信するのを制御し、続いて、前記推定期間が過ぎると、設定期間内においてのみ前記第二超音波信号の受信を開始するように前記集束超音波送受信装置を駆動し、前記設定期間が前記集束超音波送受信装置の反応時間以上である処理装置と、 前記処理装置に接続し、前記処理装置が前記第二超音波信号に基づいて前記標的位置の第一画像を表示し、前記第一画像の輝度が前記第一超音波信号のエネルギー強度に正比例するディスプレイと、 を含み、 前記集束超音波送受信装置は、前記第一電気信号を受信し、前記第一電気信号に基づいて前記第一超音波信号を生成するための少なくとも1つまたは複数の集束超音波送受信器をさらに含み、 前記処理装置は、前記第二超音波信号を受信するように前記集束超音波送受信器を駆動し、 前記設定期間は、前記集束超音波送受信器の反応時間以上であり、 前記第一画像は第一ビーム形成フィルターデータ に基づいて表示され、 は、 を満たし、 その中の は前記標的位置の座標であり、F は第一フィルター係数であり、N は前記集束超音波送受信器の数量であり、n は各前記集束超音波送受信器の添字であり、 はM×N の第一ビーム形成データ行列であり、t は時間であり、 は第一再変調周波数であり、 はM×N の第一チャネルデータ行列であり、 は前記第二超音波信号のベースバンド信号のm×N の行列であり、m は自然数であり、 は 内のi 行目の列関数であり、k および i はいずれも1以上の自然数であり、 は のサンプリング周波数であり、 は のリサンプリング周波数であり、 は前記第二超音波信号が前記標的位置からそれぞれN 個の前記集束超音波送受信器に戻る第一時間行列であり、 は要素0および1のみを含むM×N の行列であり、M は前記第一時間行列の最大要素よりも大きい自然数であり、 は遷移ベクトルであり、 は の共役値であり、前記推定期間は前記標的位置から最も遠く離れた前記集束超音波送受信器と前記標的位置との距離を2倍にした値を前記音速で割ることにより求められ、 前記処理装置は、前記第一画像の前記輝度と設定輝度との差に基づき、前記第一電気信号を調整して第二電気信号として前記集束超音波送受信器に受信させ、 前記集束超音波送受信器は、前記第二電気信号を利用して、エネルギー強度が前記第一超音波信号よりも大きい少なくとも1つの第三超音波信号を前記標的位置に向かって送信し、 前記標的位置は、前記第三超音波信号を反射することにより少なくとも1つの第四超音波信号が形成され、 前記処理装置は、前記集束超音波送受信器が前記第三超音波信号を生成した後に前記推定期間が過ぎると、前記設定期間内においてのみ前記第四超音波信号の受信を開始するように前記集束超音波送受信器を駆動し、前記第四超音波信号に基づいて前記ディスプレイ上に前記標的位置の第二画像を表示し、 前記第二画像の輝度は、前記第三超音波信号のエネルギー強度に正比例し、 前記第二画像は第二ビーム形成フィルターデータ に基づいて表示され、 は、 を満たし、 その中の は前記標的位置の座標であり、F’ は第二フィルター係数であり、N は前記集束超音波送受信器の数量であり、n は各前記集束超音波送受信器の添字であり、 はM’×N の第二ビーム形成データ行列であり、t は時間であり、 は第二再変調周波数であり、 はM’×N の第二チャネルデータ行列であり、 は前記第四超音波信号のベースバンド信号のm×N の行列であり、m は自然数であり、 は 内のi 行目の列関数であり、k および i はいずれも1以上の自然数であり、 は のサンプリング周波数であり、 は のリサンプリング周波数であり、 は前記第四超音波信号が前記標的位置からそれぞれN 個の前記集束超音波送受信器に戻る第二時間行列であり、 は要素0および1のみを含むM’×N の行列であり、M’ は前記第二時間行列の最大要素よりも大きい自然数であり、 は遷移ベクトルであり、 は の共役値であり、前記推定期間は前記標的位置から最も遠く離れた前記集束超音波送受信器と前記標的位置との距離を2倍にした値を前記音速で割ることにより求められることを特徴とする超音波エネルギー表示装置。
IPC (1件):
A61N 7/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61N 7/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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