【請求項1】 陽極と、陰極と、前記陽極と前記陰極との間に設けられた発光層とを含み、
前記発光層の少なくとも一層が、発光性化合物と、アシストドーパントと、ホスト化合物とを含み、
前記発光性化合物は、アントラセン誘導体、ピレン誘導体、クリセン誘導体、フルオランテン誘導体、ペリレン誘導体からなる群より選ばれる蛍光性発光性化合物であり、
前記アシストドーパントは、下記一般式(1)で表されるπ共役系化合物を含み、
前記π共役系化合物の最低励起一重項準位と最低励起三重項準位とのエネルギー差の絶対値ΔESTは0.5eV以下であり、
前記π共役系化合物の発光スペクトルと前記発光性化合物の吸収スペクトルとは重なる、
有機エレクトロルミネッセンス素子。
(一般式(1)中、
1)Q1〜Q3は、いずれも-CHであり、L1及びL2が電子供与性基Dであり、且つMが電子求引性基Aであるか、
または、
2)Q1〜Q3は、いずれも窒素原子であり、L1及びL2が電子求引性基Aであり、且つMが電子供与性基Dであり、
前記1)および2)のそれぞれにおいて、
前記電子供与性基Dは、一以上の置換基で置換されたカルバゾリル基であり、且つ前記一以上の置換基は、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいアリール基及び置換されていてもよいカルバゾリル基以外の複素環基からなる群より選ばれる基からなり、
前記電子求引性基Aは、シアノ基、電子求引性基で置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよい含窒素芳香族六員環基、置換されていてもよいアザジベンゾフリル基、及び置換されていてもよいジアザジベンゾフリル基からなる群より選ばれる基である)
C09K 11/06 ( 200 6.01)
, H01L 51/50 ( 200 6.01)
, C07D 209/86 ( 200 6.01)
, C07D 403/04 ( 200 6.01)
, C07D 403/14 ( 200 6.01)
, C07D 401/04 ( 200 6.01)
, C07D 519/00 ( 200 6.01)
, C07D 209/88 ( 200 6.01)
, C07D 491/147 ( 200 6.01)