特許
J-GLOBAL ID:202003021084066177

アルツハイマー疾患モデル神経細胞及びその製造方法、並びにその神経細胞を用いたアルツハイマー病作用薬物のスクリーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山口 健次郎 ,  森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-088602
公開番号(公開出願番号):特開2020-182423
出願日: 2019年05月08日
公開日(公表日): 2020年11月12日
要約:
【課題】本発明の目的はアルツハイマー疾患モデル神経細胞及びその製造方法を提供することである。【解決手段】前記課題は、本発明の(1)アルツハイマー病患者由来人工多能性幹細胞(iPS)細胞を、単細胞に分離して、培養開始後48時間以降に100%コンフルエンスになる細胞濃度で播種し、そしてROCK阻害剤の存在下で培養することによって、神経上皮細胞に誘導する工程、(2)前記神経上皮細胞を、培養することによって、神経ロゼットを形成する工程、及び(3)前記工程(2)で得られた細胞を、単細胞に分離して播種し、そしてROCK阻害剤の存在下で培養することによって、成熟神経細胞へ誘導する工程、を含む、アルツハイマー病患者由来iPS細胞からアルツハイマー疾患モデルの神経細胞を製造する方法によって解決することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(1)アルツハイマー病患者由来人工多能性幹細胞(iPS)細胞を、単細胞に分離して、培養開始後48時間以降に100%コンフルエンスになる細胞濃度で播種し、そしてROCK阻害剤の存在下で培養することによって、神経上皮細胞に誘導する工程、 (2)前記神経上皮細胞を、培養することによって、神経ロゼットを形成する工程、及び (3)前記工程(2)で得られた細胞を、単細胞に分離して播種し、そしてROCK阻害剤の存在下で培養することによって、成熟神経細胞へ誘導する工程、 を含む、アルツハイマー病患者由来iPS細胞からアルツハイマー疾患モデルの神経細胞を製造する方法。
IPC (2件):
C12N 5/10 ,  C12Q 1/04
FI (2件):
C12N5/10 ,  C12Q1/04
Fターム (10件):
4B063QA07 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ20 ,  4B063QR77 ,  4B063QR80 ,  4B063QX01 ,  4B065AA93X ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA46
引用特許:
審査官引用 (2件)

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