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J-GLOBAL ID：202102213475609905   整理番号：21A0334195

アンドソルにおけるアジアダスト包有物の火山からの距離依存性:放射性セシウム保持のための土壌能力管理の鍵【JST・京大機械翻訳】

Distance-dependence from volcano for Asian dust inclusions in Andosols: A key to control soil ability to retain radiocesium

著者 (7件)： Nakao Atsushi (Department of Life and Environmental Sciences, Kyoto Prefectural University, 1-5 Shimogamohangi-cho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8522, Japan) ,  Uno Shiori (Department of Life and Environmental Sciences, Kyoto Prefectural University, 1-5 Shimogamohangi-cho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8522, Japan) ,  Yanai Junta (Department of Life and Environmental Sciences, Kyoto Prefectural University, 1-5 Shimogamohangi-cho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8522, Japan) ,  Kubotera Hideo (Central Region Agricultural Research Center, National Agriculture and Food Research Organization, 2-1-18 Kannondai, Tsukuba 305-8666, Japan) ,  Tanaka Ryoji (The Pheasant Memorial Laboratory for Geochemistry and Cosmochemistry, Institute for Planetary Materials, Okayama University, Misasa, Tottori 682-0193, Japan) ,  Root Robert A. (Department of Soil, Water and Environmental Science, University of Arizona, Tucson, AZ 85721, Japan) ,  Kosaki Takashi (Faculty of International Communication, Aichi University, 4-60-6 Hiraike-cho, Nagoya 453-8777, Japan)
資料名： Geoderma  (Geoderma)
巻： 385  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： E0256B  ISSN： 0016-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アジアダストの堆積,すなわち雲母含有風成粒子は,特に雲母欠乏親物質に由来する土壌において,放射性セシウム(137Cs)を特異的に保持する土壌の増加した能力に大きく寄与した。日本の火山雲母欠乏土壌であるアロフェンアンドソルは,より厚い火山灰堆積によるアジアダストの希釈により,火山に近接するより少ない雲母鉱物を含むと仮定された。この仮説を検証するために,著者らは,日本,アソの火山クレータの近くの4つのサイトで主に苦鉄質火山灰から成る成層層から土壌を採取した。プロフィールは,低規則性粘土鉱物が卓越する火山灰土壌であり,Alophanic Andosolsとして分類された。放射性セシウム遮断電位(RIP)と鉱物含有量を,<20μm有効球形直径に分別した土壌粒子で測定した。これらの粒子に対するRIPは<0.1から4.5mol kg土壌-1まで広く,雲母と石英含有量との強い正相関を示し,クレータからの距離とともに増大した。2から20μmの範囲の孤立石英粒子を,アジアダスト寄与の指標として酸素同位体比(δ18O)に対して分析した。平均δ18Oは16.0±0.4‰であり,ゴビ砂漠の微細石英と非常に近い一方,火山起源,δ18O<10‰からのSiO_2粒子の高温形成環境から明確に分化した。結果は,Alophanic AndosolsのRIPが主に火山灰に取り込まれたアジアダストの割合によって制御され,これは主な火山からの距離とともに増大することを示した。これらの発見は,日本のアンドソルにおけるRCの空間分布パターン土壌放射性セシウム(RC)と土壌から植物への移動の予測を改善する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 高温 ,  鉱物 ,  電位 ,  *包有物 ,  アロフェン ,  石英 ,  粘土鉱物 ,  火山灰土 ,  土粒子 ,  雲母 ,  *火山 ,  火山灰 ,  クレータ ,  *黄砂 ,  *アンドソル
準シソーラス用語： *アンド土 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アロフェン黒ボク土 ,  アジアダスト ,  δ18O酸素同位体分析 ,  放射性セシウム遮断電位(RIP) ,  火山灰

分類 (3件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  土壌鉱物  (FB04090F) ,  土壌生成・分類  (FB04020G)

タイトルに関連する用語 (9件)： ソル ,  アジアダスト ,  包有物 ,  火山 ,  距離依存性 ,  放射性セシウム ,  土壌 ,  能力管理 ,  鍵