抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:糖尿病早期腎損傷診断におけるシスタチンC、尿微量アルブミン及びβ2ミクログロブリンの併用測定の臨床価値を検討する。方法:2017年1月ー20年1月に当院で診察を受けた150例の糖尿病患者を観察対象とし、尿微量アルブミン排泄率により、2群、即ちA群(n=75、糖尿病早期腎損傷)とB群(n=75、糖尿病無腎損傷)に分けた。免疫比濁法を用い、両群のシスタチンC、尿微量アルブミン、β2ミクログロブリンレベルを測定し、両群の検査結果に対して統計比較を行い、同時に各指標単独検出と連合検査の陽性率を比較した。【結果】A群のシスタチンC,尿微量アルブミン,およびβ2ミクログロブリン濃度は,それぞれ,(2.11±0.84),(38.15±4.57),(3.41±1.03)mg/Lであり,B群の各指標は,それぞれ(1.01±0.66)および(17.1)であった。(t=8.150,7.260,10.310,P<0.05)。150例の患者のうち、シスタチンC、尿微量アルブミン、β2ミクログロブリンの単独検出陽性率はそれぞれ67.33%、74.00%、63.33%であり、三者の連合検出陽性率は92.67%で、連合検出陽性率は単独検出より明らかに高かった。(x2=30.080,18.820,37.610,P<0.05)。結論:糖尿病の早期腎損傷診断において、シスタチンC、尿微量アルブミン、β2ミクログロブリンは敏感な指標となり、しかも連合検査の臨床価値は高く、臨床において応用できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】