抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:高ビリルビン血症新生児血清神経ペプチドY(NPY)、S100B蛋白、総ビリルビン/アルブミン(B/A)比とビリルビン脳損傷の関係を検討する。【方法】2016年1月から2018年12月まで,高ビリルビン血症新生児120例を対象とした。脳損傷の程度に従って軽度群53例と中重度群67例に分け、また60例の健常新生児を対照群とした。3群の新生児の血清総ビリルビン(TSB)、NPY、S100B蛋白、B/A比を測定し、3群の新生児行動神経測定尺度(NBNA)スコアを比較した。高ビリルビン血症新生児血清NPY,S100B蛋白質,B/A比とTSB,NBNAスコアとの相関をPearson相関分析によって分析した。結果:3群の新生児の性別、日齢、胎齢、出身質量の比較に統計学的有意差がなかった(P>0.05)。軽度群と中重度群の新生児のTSB、NPY、S100B、B/A比は対照群より明らかに高く、中重度群の新生児上述の各指標レベルは軽度群より明らかに高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。軽度群と中重度群の新生児の各NBNAスコアは対照群より明らかに低く、中重度群の新生児のNBNAスコアは軽度群より明らかに低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。Pearson相関分析の結果,高ビリルビン血症新生児血清NPY,S100B蛋白質,B/A比はTSBと正の相関を示した(r=0.523,0.582,0.601,P<0.05)。NBNAスコアと負の相関があった(r=-0.566,-0.594,-0.632,P<0.05)。結論:高ビリルビン血症新生児血清NPY、S100B蛋白、B/A比はビリルビン脳損傷と密接に関連し、早期に高ビリルビン血症新生児のビリルビン脳損傷を予測できる有効な指標となる可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】