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J-GLOBAL ID:202102218559284923   整理番号:21A2178550

血液透析または腹膜Dialysis投与患者におけるL-カルニチン補給の効果【JST・京大機械翻訳】

Effects of l-Carnitine Supplementation in Patients Receiving Hemodialysis or Peritoneal Dialysis
著者 (13件):
資料名:
巻: 12  号: 11  ページ: 3371  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7255A  ISSN: 2072-6643  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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L-カルニチンは脂肪酸代謝における重要因子であり,カルニチン欠乏は透析患者において一般的である。本研究では,L-カルニチン補給が透析患者における筋攣縮,心機能および腎貧血を改善するかどうかを評価した。80名の日本人外来患者(62名の血液透析(HD)患者と18名の腹膜透析(PD)患者)が12か月間経口L-カルニチン(600mg/日)を受けた。HD患者はさらに静脈内L-カルニチン注射(1000mg3回/週)を12か月間投与し,24か月の治療を行った。筋肉痙攣発生率をアンケートを用いて評価し,心機能を心エコー検査を用いて評価した。ベースライン遊離カルニチン濃度は>4年間透析を受けた患者で比較的低かった。総カルニチン血清濃度,遊離カルニチン,およびアシルカルニチンは,経口L-カルニチン治療後12か月,静脈内L-カルニチン注射後に有意に増加した。L-カルニチン治療後の筋肉痙攣の低下が>4年間HDを受けた患者の31%で報告されたにもかかわらず,筋痙攣における有意な改善はなかった。ヘモグロビン濃度はHD群で12および24か月で有意に増加した。したがって,L-カルニチンは,透析患者における筋肉痙攣の減少およびヘモグロビンレベルの改善に有効であり,特に>4年間透析を受けていた。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ビタミンB群  ,  泌尿生殖器疾患の治療一般 
引用文献 (21件):
  • Rizos, I. Three-year survival of patients with heart failure caused by dilated cardiomyopathy and l-carnitine administration. Am. Heart J. 2000, 139, S120-S123.
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  • Rebouche, C.J. Carnitine. In Modern Nutrition in Health and Disease, 9th ed.; Shils, M.E., Olson, J.A., Shike, M., Ross, A.C., Eds.; Lippincott Williams and Wilkins: New York, NY, USA, 1999; pp. 505-512.
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