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J-GLOBAL ID:202102218735415920   整理番号:21A0329019

グリッド化されたArgoデータセットから評価された,サブダクション過程による永久密度躍層と混合層の間の熱と塩分の輸送

Heat and salinity transport between the permanent pycnocline and the mixed layer due to the obduction process evaluated from a gridded Argo dataset
著者 (5件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 75-92  発行年: 2021年02月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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混合層(ML)と永久密度躍層の間の熱と塩分の輸送とML特性への寄与を評価することは,大気-海洋相互作用と気候研究のために必要である。著者らは,1°グリッドのArgoデータセットを用いてEuler表現で,オブダクションとサブダクション速度を計算し,MLの温度と塩分に対する連行された永久密度躍層水の影響を評価するため,ML収支解析にオブダクション速度を取り入れた。本研究では,季節的な密度躍層の連行からMLに対するオブダクションの影響を分離することに成功し,オブダクションの影響が顕著な領域を特定した。オブダクションによるMLの加熱速度は,ほとんどの領域で平均して±0.1K/yrより小さかったが,周極流周辺,熱帯太平洋北東部,熱帯インド洋南西部,そして北大西洋北東部では-0.5K/yrより大きかった。オブダクションによる塩分化速度は,これらの地域および亜寒帯の北太平洋と南太平洋東部で±0.02psu/yrを超えていた。永久密度躍層から連行された水は,中冷層構造により高緯度でMLを暖め,塩分濃度を高めた。本研究で適用した方法はまた,ML以深での乗り上げと沈み込んだ水塊の滞留時間と経路の評価を可能にした。さらに,著者らは,2014年頃に北太平洋北東部で発生した海洋熱波に関連したオブダクションとサブダクションの変化を調べた。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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海洋の構造・力学・循環 

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