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J-GLOBAL ID:202102223262632576   整理番号:21A2115208

マルチコレクタ誘導結合プラズマ質量分析を用いた土壌試料中のウランの化学的分離と234U/238Uおよび235U/238U比の精密測定【JST・京大機械翻訳】

Chemical Separation of Uranium and Precise Measurement of 234U/238U and 235U/238U Ratios in Soil Samples Using Multi Collector Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry
著者 (10件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 2138  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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2つのUTEVAカラムを用いてウラン(U)を分離し,モナザイトとイルメナイトのような鉱物を含む高バックグラウンド域土壌試料からの鉄とトリウムの干渉を最小化するために,新しい化学的分離を開発した。分離法をいくつかの認証標準物質(CRMs),例えばJSd-2,JLk-1,JB-1およびJB-3で首尾よく検証した。福島第一原子力発電所(FDNPS)事故の影響を受けた福島土壌試料中のUの精製に同じ方法を適用した。化学的に分離したUにおける234U/238Uと235U/238U同位体比の精密で正確な測定を,マルチコレクタ誘導結合プラズマ質量分析(MC-ICP-MS)を用いて行った。この質量分析法では,2つのFaradayカップ(1011Ω,1012Ω抵抗器)とDaly検出器のアレイを同時に使用した。インハウス標準におけるU同位体比の精度を複製測定によって評価した。234U/238Uと235U/238Uの相対標準偏差(RSD)は,それぞれ0.094%と0.590%であった。この方法を標準参照物質SRM 4350B,堆積物試料を用いて検証した。SRMにおける234U/238Uの複製測定は0.7%(RSD)を示した。本法は,環境試料中のUとその同位体比測定の分離に適している。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  グリコシド,配糖体  ,  酵素一般 
引用文献 (32件):
  • Ivanovich, M.; Harmon, R.S. Uranium Series Disequilibrium: Applications to Earth, Marine and Environmental Sciences, 2nd ed.; Clarendon Press: Oxford, UK, 1992.
  • Murphy, M.J.; Froehlich, M.B.; Fifield, L.K.; Turner, S.P.; Schaefer, B.F. In situ production of natural 236U in groundwaters and ores in high-grade uranium deposits. Chem. Geol. 2015, 410, 213-222.
  • Sahoo, S.K.; Nakamura, Y.; Siraishi, K.; Masuda, A. Accurate measurement of uranium isotope ratios in soil samples using thermal ionization mass spectrometry equipped with a warp energy filter. Int. J. Environ. Anal. Chem. 2004, 84, 919-926.
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  • Andersen, M.B.; Stirling, C.H.; Weyer, S. Uranium isotope fractionation. Rev. Mineral. Geochem. 2017, 83, 799-850.
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