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J-GLOBAL ID:202102223525727074   整理番号:21A0138866

堤体内部の不確実性を考慮した浸透流解析

著者 (3件):
資料名:
巻: 2019  ページ: 174(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U2186A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,河川水の堤防内部への浸透による漏水,噴砂の発生事例が増加している.一例として,平成28年の台風10号により二ツ森川の堤防決壊があるが,この原因は漏水個所では複数の異なる地質特性を有しており,透水生の高い砂質土や礫混じれの粗砂を通った水が被害に大きく影響したと言われている.このことから,堤防破壊の要因の一つに,異なる地質的性質を持った地層により複雑な挙動を伴う浸水が発生していることが考えられる.これは,元来土が持つ粒径や性質の違いに加え,自然堤防や過去に作られた堤防の補強により,補強ごとに材料が異なったことで不均一性を生んでいると考えられる.ゆえに,地質の複合的性質は,地盤特性であるせん断抵抗力や内部摩擦角,粘着力をの分布を適切に考慮することが望まれるが,実際には各地点での各地質は均一であるとした仮定のもと,解析を行っている場合が多い.しかしながら,先ほども述べたように本来の地盤特性は各層と,各層の内部ごとでも不均一であり,さらに地盤特性を表すパラメータは降雨による水分供給や地質の不均質性によって,時空間的に偏在し不確実性を伴っている.従って,この不確実性を適切に評価することで,堤防内部の浸透機構把握と堤防破壊評価をより詳細にすることが可能になると考えられる.そこで本研究では,浸透流解析において地盤特性パラメータなどが有する不確実性に着目した,浸透界面の時空間的なばらつきを取り入れた解析手法を構築することを目的とする.また,仮想的な堤防を対象に堤体内の浸潤面解析を行った.(著者抄録)
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分類 (1件):
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河川工事 
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