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J-GLOBAL ID:202102226688240379   整理番号:21A0294076

ケモカインCXCL13は海馬においてCXCR5-ERKシグナリングを介して作用し,外科的に処置したマウスにおける周術期の神経認知障害を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Chemokine CXCL13 acts via CXCR5-ERK signaling in hippocampus to induce perioperative neurocognitive disorders in surgically treated mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 1-16  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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周術期神経認知障害(PND)は,手術後に頻繁に発生し,患者の転帰を悪化させる。C-X-Cモチーフケモカイン(CXCL)13とその唯一の受容体CXCR5がPNDにどのように寄与するのかは,あまり理解されていない。PNDモデルは,成人男性C57BL/6JおよびCXCR5-/-マウスで探索開腹により作成した。マウスは,組換えCXCL13による脳室内注入,CXCL13に対する短いヘアピンRNAまたはスクランブル制御RNAまたはERK阻害剤PD98059により前処理した。次に,手術をPNDsを誘発するために実施し,動物をBarnes迷路試験とそれに続く恐怖条件試験で評価した。海馬におけるCXCL13,CXCR5およびERKの発現を,ウエスタンブロット,定量的PCRおよび免疫組織化学を用いて調べた。海馬におけるインターロイキン-1β(IL-1β)と腫瘍壊死因子α(TNF-α)のレベルを,ウエスタンブロットによって評価した。手術は学習と記憶を障害し,海馬におけるCXCL13とCXCR5の発現を増加させた。CXCL13ノックダウンは,CXCR5と認知機能障害に対する手術の影響を部分的に逆転させた。CXCR5ノックアウトはCXCL13ノックダウンと同じ認知結果をもたらし,海馬におけるERKの手術誘導活性化およびIL-1βおよびTNF-αの産生を抑制した。組換えCXCL13は,野生型マウスの海馬において,IL-1βおよびTNF-αと同様に,認識欠損を誘発し,また,CXCR5-/-マウスの海馬において,IL-1βおよびTNF-αの発現を増加させた。PD98059はCXCL13誘導認知機能障害ならびにIL-1βおよびTNF-αの産生を部分的に遮断した。CXCR5のCXCL13誘導活性化は海馬における炎症性サイトカインのERK仲介産生の誘発によりPNDに寄与する可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般  ,  サイトカイン  ,  中枢神経系 
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