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J-GLOBAL ID:202102226824474046   整理番号:21A0287584

肺扁平上皮癌の異種移植マウスモデルにおける放射線と併用したCKD-516の抗腫瘍効果【JST・京大機械翻訳】

Anti-tumor efficacy of CKD-516 in combination with radiation in xenograft mouse model of lung squamous cell carcinoma
著者 (11件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-14  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低酸素腫瘍は放射線療法に対して高度に耐性であり,非小細胞肺癌(NSCLC)患者において予後不良を引き起こすことが知られている。新規血管破壊剤(VDA)であるCKD-516は,主に腫瘍の中心領域における血管に影響し,チューブリン重合を遮断し,それによって,迅速な腫瘍細胞死をもたらす,血液の急速な減少を伴う異常な腫瘍血管を破壊する。そこで,本研究では,照射(IR)と併用してCKD-516の抗腫瘍効果を評価し,腫瘍壊死,腫瘍増殖遅延および低酸素および血管新生に関与する蛋白質の発現を調べた。肺扁平上皮癌の異種移植マウスモデルを確立し,腫瘍を1週間IR5日に曝露した。CKD-516は,IRの1時間後に2つの治療スケジュール(1日または1日および5日)で投与された。治療後,腫瘍組織をヘマトキシリンとエオシンで染色し,ピモニダゾールを染色した。HIF-1α,Glut-1,VEGF,CD31,およびKi-67発現レベルを免疫組織化学染色を用いて評価した。IR単独およびCKD-516+IR(d1)による短期治療は,腫瘍容積を有意に減少させた(それぞれp=0.006およびp=0.048)。CKD-516+IR(d1およびd1,5)による治療は,血管の数の著しい低下をもたらした(p<0.005)。より具体的には,CKD-516+IR(d1)は,最も広範な腫瘍壊死を引き起こし,有意に大きな低酸素領域(p=0.02)をもたらし,HIF-1α,Glut-1,VEGFおよびKi-67発現を減少させた。CKD-516+IRの長期投与は腫瘍容積を減少させ,腫瘍増殖を遅延させた。この組み合わせは血管の数を大きく減少させ(p=0.0006),腫瘍壊死を有意に増強した(p=0.004)。CKD-516+IRはHIF-1α発現を有意に増加させたが(p=0.0047),VEGF発現を有意に減少させた(p=0.0046)。まとめると,著者らのデータは,併用で使用されたとき,CKD-516とIRが,肺癌異種移植マウスにおける単剤療法と比較して抗腫瘍効果を有意に増強することができることを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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腫ようの実験的治療  ,  細胞生理一般  ,  呼吸器の腫よう  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  腫ようの治療一般 
引用文献 (52件):

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